【感想・ネタバレ】構造主義進化論入門のレビュー

あらすじ

なぜ遺伝子操作で新生物を作れないのか? なぜ同じ遺伝子が、ハエでは複眼を、哺乳類では単眼を出現させるのか? ネオダーウィニズムでは説明不能な進化現象の数々。プラトン、ラマルク、ダーウィン、メンデル、ドーキンス……。進化論の系譜を再検証し、生物を記号論的に環境を解釈するシステムと定義することで、もう一つの進化論を構想する。(講談社学術文庫)

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Posted by ブクログ

ネオダーウィニズムの反例を挙げながら限界を明らかにしていく過程はとても勉強になる。色々な雑学に話が飛ぶのが反証の筋を追う上で戸惑うが。
後半の構造主義的進化論の導入は難しい。進化の内容を最も強く規定するものは生体のシステムである、という点が最大の主張か。

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2013年12月03日

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