【感想・ネタバレ】数学文章作法 基礎編のレビュー

あらすじ

論文・レポートの執筆、教科書・プリントの作成など、数式や数学用語を用いた文章を書く機会は案外多い。しかし、数式の表す内容にあいまいさがないからといって、その文章自体がわかりやすいとは限らない。“読者のことを考える”という原則に立って書くなら、もっと明解でもっとよく伝わる文章になるかもしれない。『数学ガール』シリーズを執筆し、文章の読みやすさに定評のある著者が自らの経験で培ったノウハウを伝授。本書「基礎編」では文章の順序、数式・命題の書き方、わかりやすい例の作り方、目次・索引の作り方などについて、豊富な具体例をもとに解説する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

某ラジオのプレゼントに当選し、読みました。

「数学」文章作法を謳っており、内容や例には数式が多く出てきますが、述べられているポイントは数学以外の文章にも参考になります。
特に、プレゼンテーションのような説明文書には親和性が高く、役立てやすかったです。

普段無意識に使ってた内容もありますが、こうやって参照しやすい形にまとまっているとありがたいです。
なかでも、パラレリズム(内容的に対比させるものは、形式的にも対比させる)は改めて意識してやってみると、より綺麗にまとめられますね。便利!

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2015年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者の主張する「読者のことを考える」という言葉に全てが集約される。
そして、この本自体が「数学文章作法」のテクニックが詰まった書籍であることで、
二重に得るものがある。

細かなテクニックは、都度確認できるように手の届くところにおいておきたい一冊。

私はプログラマなのだが、「読者のことを考えた」文章は、
読みやすいプログラムを書くための手法と似たものが多く

読み手のことを考えた上での手法

という意味で通じるところが多いのかな、と感じた。
著者自信もプログラムを扱うことも関係しているのかもしれない。

0
2015年04月06日

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