あらすじ
最強と謳われる陸上自衛官・真田聖人の妻が斬殺された。妊娠六ヵ月、幸せの真っ只中だった。加害少年らに下った判決は、無罪にも等しい保護処分。この国の法律は真田の味方ではなかった。憤怒と虚無を抱え、世間から姿を消した真田は復讐を誓う。男は問う--何が悪で、何が正義なのかを。本物の男が心の底から怒りをあらわにしたその瞬間……残酷で華麗なる殺戮が始まった!
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Posted by ブクログ
作者は銃マニアなのかしらん、って位に銃火器の説明がやけにしっかりしてる。
真田はともかく、仲間の古馬って人はそのまま人を殺し続ける立場にあって良いものか?と思う。
Posted by ブクログ
意外といろんなことを考えさせられました。単純な復讐劇かと思ったら壮大な復讐劇でした。妻やお腹の子が残酷な方法で殺されたのにそれを政治利用されて、加害者と被害者の立場が逆転されたかのようになって、挙げ句加害者たちはぬくぬくと生きてまた悪事を働いて…真田のやったことはやり過ぎだったのでしょうか?あれだけのことをやらないとわからせられなかったのでは。でも殺された警官にも職務があって家族がいたのにと思うとなんともいえない。私はやっぱり政治家が諸悪の根元のように思えてなりません。最後、真田は生き続けた方が良かったのかな?と思いました。これもまた利用されたような最後でかわいそうな気がしました。