【感想・ネタバレ】NHK「100分de名著」ブックス 古事記のレビュー

あらすじ

歴史は一つではない
1300年にもわたり受け継がれてきた日本最古の歴史書『古事記』。その文学性は高く、稲羽のシロウサギやヤマトタケルなど、日本人に愛されてきた物語が数多く収められている。世界と人間の誕生を記した神話や英雄列伝を読み解きながら、日本の成り立ちや文化的特性を考える。著者渾身の書き下ろしを新たに収載した、『古事記』入門の決定版!

[内 容]
はじめに 古事記はこんなにおもしろい
第1章 世界と人間の誕生
第2章 文化と農耕の起源
第3章 出雲神話という謎
第4章 神話にみる列島の古層
第5章 人間たちの物語
読書案内

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「古事記」の内容が知りたかったので読んだ本。「古事記」の内容を知ることができたので良かった。この本を読んで、巻末に掲載されている「古事記」について書かれている本が読みたくなった。

0
2019年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

古事記と日本書紀の違いなどがわかってよかった。

・古事記は語り部によって語り継がれた物語で政治色が薄い。出雲の物語が中心となっていて、敗者に目を向けて描かれた物語。日本武尊は悲劇のヒーローとして描かれている。

・日本書紀は大和朝廷が他国に「日本」という国の権威を示すために編纂された物語。日本武尊が神仏化されておりスーパーマンのような人物。天皇家を中心とした物語。

古事記は本居宣長が広めるまでは非常に限られた人しか知らない物語であったというのには驚いた。

0
2015年07月19日

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