【感想・ネタバレ】大博打のレビュー

あらすじ

無茶苦茶な誘拐事件だった。身代金が金塊二トン(時価32億)。受け渡しはどうするのか、大阪府警は驚愕するが、犯行計画は緻密だった。大阪湾に繋留中の漁船に金塊を積み、オートジャイロをセットしろという。金塊を積み無人の漁船が闇をゆく。だが、奪取寸前、漁船は偶然にもタンカーと衝突炎上してしまう。万事休すと思いきや、犯人の真骨頂はここからだった。大胆不敵な誘拐サスペンス。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。この著者の軽妙な関西弁のやり取りがどうしようもなく好き。誘拐という犯罪行為が良いとは思わないけれど、どうしても犯人側に肩入れしたくなってしまう。誘拐犯に囚われた泰三のキャラも◎。サスペンスのスリル感を味わいながらも、ほのぼのとした雰囲気も楽しめ、一挙両得した気分に浸れました。

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2012年05月31日

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