感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
愛に溢れてます
初めて出会ってからお互い惹かれ合う貴族の嫡男アンソニーと父親が貴族の出ではないフェリシア。アンソニーは、若く見目麗しいフェリシアを強烈に求め、身も心も強く深く愛します。フェリシアが愛しく、好きで好きでたまらないアンソニーは、フェリシアが他の男のもとには行けないような印を残したり、媚薬を使ったりしますが、愛に溢れているのでとてもエロティックです。
後半でお互いやっと心が寄り添えた時に温泉に行くシーンがありますが、そこでのエッチはとても官能的で何度も何度もフェリシアを絶頂に導くアンソニーが素敵です。
エロシーン中心ではなく、ちゃんと物語として楽しめますし、温泉でのシーンではアンソニーがただ単にフェリシアに一目惚れしたのではなく、「月の精霊」「僕の女神」「フェリシアじゃなきゃ駄目なんだ！」と強く言い続けていたのかが解ります。
猪突猛進なアンソニーは紳士的でありながらもフェリシアの事になると感情的になりますが、知的で一途で可愛いとすら思い応援したくなります。
フェリシアも可愛らしく健気で、何よりもアンソニーを大事に思い、自分が犠牲になることも厭わない芯の強さを持っています。
嫌な人物は出てこないので最後まで安心して読めましたし、ハッピーエンドなので読後もスッキリ。
Posted by ブクログ
ヒーローが一途（執着）でヒロインも一途（健気）で周囲の人もいい人ばかり。国王かわいそうだけど、。
ヒロインが死んだと思って涙を零したあとには、剃った毛が何センチになったか測りたいというヒーロー大好き。
剃毛、媚薬
Posted by ブクログ
Cielさんのイラストもきれいだし、お話もよかったです。
偶然出会った伯爵令嬢のフェリシアと侯爵令息のアンソニー。一度出会ったフェリシアを忘れられず、探してやっと婚約にこぎつけたのに、自分の出生の秘密によって、フェリシアと別れさせられます。アンソニーのためを思って、別れの手紙を書いたフェリシアの心情を思うと切ないです。
手紙を受け取ってもアンソニーはフェリシアを諦めきれず、フェリシアを攫い、身体をつなげ、フェリシアの本心を聞き出そうとしますけど、フェリシアは頑なに嘘をつき続けます。二人の切ない状態がよく出てて、なんともいえません。
アンソニーの父も悪役っぽく書かれていますが、実は妻をものすごく愛している人で、彼がした理由も分かるし、国王様の心情も分かる。
ホントに嫌な人はいない、いいお話でした。
ヤンデレ
ですね、間違いなく。でもスパダリの執着系は大好物です、かなり。ヒロインの愛を確固たるものにするため監禁、籠絡するのは若干狂気めいてはいるし媚薬使うのはさすがにやりすぎ感もある。でも元々ヒロインもヒーローが大好きだしなんだかんだでただのイチャイチャかな（笑）
結末のどんでん返しはなんとなく読めてたけど、イザベラ様素敵⭐︎
暗めな話
親の時代でのトラブルを解決しないまま、親が亡くなり親戚に引き取られ…と辛そうなヒロインですが、ヒーローと出会いめっちゃ執着され離してもらえないと言うか逃げても捕獲されて、幸せなんだかヤバい人に捕まったのかよくわかりませんでした（笑）が、基本どのキャラクターも愛情を持っていて、その人の為に動くので、嫌な人間が居なかった。ヒロインはとても幸せです。
評価が難しい作品でした
全体として見るとおもしろかったなと思えますし、ラストには苦笑しつつもよかったよかったと思えるのですが、途中でどうしても気持ちが離れてしまう感があって、全面的におもしろかった！拍手喝采！とはならない難しい作品でした。
登場人物はいずれも魅力的ですし、この人好きだと思える人はいるのですが、ヒーローがちょっと妄執というかそういうタイプであることへの違和感とか嫌悪感は拭いされず、アレいつこんなに大団円になったの？と思う展開も否めませんが、まぁまぁ、という感じです。
もうちょっと高かったら割引してくれんかの…と思ってしまうけど、人によるなと思いました。
