あらすじ
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しかし、たった20時間の練習で、まったく何も知らない状態から、上手にこなせる状態にまでもっていくことができる方法がある。
著者のジョシュ・カウフマンは、ベストセラー『Personal MBA』(ビジネススクールに行かずに、MBAの知識を身に付ける方法を説いた)の著者。
人が何か新しいスキルを身に付ける際に、短時間で効率よく習得できる単純なアプローチ法を開発した。
そのアプローチ法を、ヨガ、コンピュータープログラミング、碁、ウクレレ、ウインドサーフィンなどの習得の実例(著者の経験)を通じて解説する。
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Posted by ブクログ
あるスキル(囲碁やウクレレ、プログラミングなど)を約20時間で身につけるための方法論。
とはいえ、達人レベルに達するわけではない。
最初の習熟を上げるための原理原則を紹介し、同時に著者自身がケースとして多数紹介されている。
逆に大半が事例でもあるのだが。
わかりやすい反面、分解し、自分の嗜好、能力に併せて絞り込む作業が最も難しいと感じた。だからこそ、もっとも重要なのだろう。
〈超速スキル獲得法10のルール〉
1、魅力的なプロジェクトを選ぶ(自分に取って?)
2、一時にひとつのスキルにエネルギーを集中する
3、目標とするパフォーマンスレベルを明確にする
4、スキルをサブスキルに分解する
5、重要なツールを手に入れる
6、練習の障害を取り除く
7、練習時間を確保する
8、すぐにフィードバックが返ってくる仕組みつくる
9、時計のそばで一気に練習する
10、量と速さを重視する
〈効果的学習のための10のルール〉
1、スキルとそれに関連したトピックについて調べる
2、わからなくてもやってみる
3、心的モデルと心的フックを知る
4、望んでいることの「逆」を想像する
5、実際にやっている人の話を聞いて予想を立てる
6、環境から気が散る要素を取り除く
7、覚えるための間隔を空けて反復と強化をする
8、チェックリストとルーティーンをもうける
9、予測を立て、検証する
10、自分の生物学的欲求を大切にする
Posted by ブクログ
自称「学習中毒」の著者が、その経験から辿り着いたのが「20時間あれば新しい事が概ね覚えられる」という哲学。具体的なメソッドに落とし込む方法と、メンタルの持って行き方をていねいに解説している。「完璧を期さないこと」がけっこうポイントかなと思った。