あらすじ
アンと共に生きる未来のため、ラファルの暴走を止めようとするシャル。一方、王国に幸福を招く砂糖菓子を完成させようとするアンだが、妖精王と通じているとしてコレット公爵に連行されてしまい!? 感動の完結巻!
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めでたしめでたし
めでたしめでたしでほっとしましたが、やっぱりそうなるよね、なラストでした。でも、主要人物のその後がきちんと書かれていて良かったです。王様が王妃様に愛を請うたかどうかが気になります。
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シリーズ最終巻。
銀砂糖師としてのアン。妖精王としてのシャル。それぞれの役目。最後まであきらめず足掻き、幸せを願った2人が多くの仲間たちと共に掴んだラスト。ハッピーエンドで満足のいく内容でした。良かった。
冬に外伝が出るらしい。最終巻でもなかなかに波乱に満ちたアンとシャルだったから、外伝ではめっさ甘々な様子を是非見せて欲しい(笑)デレてからのシャルはすでに甘々でしたがww
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駆け足でもお茶を濁した感じでもなく、それなりに幸せで可愛いハッピーエンド。乙女系とはこういうのをこそ呼ぶべき。
シャルのデレっぷりが半端ないね。
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三川みりによる「シュガーアップル・フェアリーテイル」の第16巻。2023年にTVアニメが放送されました。ついに最終巻です。長かったアンとシャルの物語も終わりました。本巻の中でもギリギリな展開が続き、紆余曲折ありましたが、文句なしのハッピーエンドです。いつまでも幸せに暮らしましたという終わりがふわさわしいです。思わぬところで、ベンジャミンの渡り妖精としての経験や矜持が実を結ぶとは思いませんでした。やるときはやる。さすがです。他のキャラの未来がちょっと雑な扱いだったのが残念ですが、良い作品だったと思います。
Posted by ブクログ
終わっちゃいましたね。
ハイランド王国じゅうの砂糖菓子職人たちが総力を結して作り上げた砂糖菓子は
王都の下町を台座にした壮大な作品で、
そんな大きな砂糖菓子が、幸運を運んでこないはずはない。
そのことをすっかり失念し、人間への憎悪を募らせ狂気をはらんだラファルと人間の軍が対峙する場面は、ハラハラしっぱなしでした。
シャルがうまくまとめるのかと思いきや、エリルがねぇ・・・
自覚が育ってくれてなにより、というべきか。
妖精と人間の決裂を防げてなにより、よね。
格差や偏見がなくなるには、まだまだ時間がかかりそうだけれど、そこをこのお話が語らないことで、実感が伴う気がします。
シャルがラファルと共に姿を消して1年の間が気になるわー。
と言ってたら、この後に刊行された短編集に掲載されていました。
Posted by ブクログ
はあー!!面白かった!みんなに愛されてるけど、ハーレムじゃないヒロイン最高だわ。無駄にふらふらしたりとか不安になったりとか暴走したりしない、前向きで努力出来て芯が強いアンは久々にすごく好きなヒロインだった。それに強くて優しくて皮肉屋なのに一途なシャルも本当に良かったしキャラたちみんな芯は良い人で……良かった……ストーリーも、職人の仕事や恋愛、妖精と人間の関係など盛り沢山なのに無理なく織り込まれていて安心して読めた。一気読みしてほんとに良かったシリーズだった。
Posted by ブクログ
完結おめでとうございます
結果はだいたい分かってたけどほんとおめでとうって言いたい。
ちょいちょいちびっこ妖精たちがいい働きしてて特にお料理係の彼は伊達に数百年生きてないよね
普段ぽやぽやしてる子が時折見せる鋭い面ってのも好きです美味しいです
最後なんか無理やりフェアリーテイルにこじつけられたように感じなくもなかったけど砂糖菓子が消えなくて良かったです
個人的には彼女たち母娘のあとに女性職人が続かなかったのが残念だな、と。
まあ妖精の状況が改善されただけでも十分歴史的には凄いことなんだろうけど、女性進出がどうのこうのっていう割に...な現実を彷彿とさせて...うん。