【感想・ネタバレ】恋するたなだ君(小学館文庫)のレビュー

あらすじ

【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

さえない、しつこい、思いこみ激しい。そんな三重苦男たなだ君が、いつものように情けない面持ちで愛車・ろんぽう君を運転しているうち、変な看板を掲げた店ばかりの妙な町にやってきてしまう。冷蔵庫型の噴水のある駅前のロータリー。そこで、目の前をよぎった髪の長い女性・まばさんに一目惚れをしたことから、とんでもない災難に巻き込まれる。巨大な金の布袋像が鎮座する謎の「ホテイホテル」を主な舞台に展開する「不思議の国のアリス」のような、どこか奇妙なのにラブリーな目くるめく想像世界!よしもとばなな氏推薦の奇想天外なラブストーリー。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

アリスみたい、児童文学よんでたときみたいに身をまかせてよめる、あかるくたのしい話。たなだ君のポジティブな疾走感が良い。いろんなくだらない要素も愛。趣味がわかれるかもしれないけど、わたしはこういうのがすごく好きなんだな、と実感。

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2010年10月08日

Posted by ブクログ

いいっすー。泣けます。
どこにでもいそうな極々普通の29歳、たなだ君が
迷い込んだワンダーランドでの恋愛ストーリー。
まか不思議なその町では、まったく非日常な出来事ばかり
が起こりますが、たなだ君はその町で見かけた女性への
想いが溢れていて、そんな非日常が、さほど可笑しなことではなく
自然に描かれて、しかもユーモアを上手く使いながらなので
違和感なく自然に自分もその町に溶け込めます。素晴らしいー。
イガラシさんとヤタガラシさんのくだりは最高です。

後半のたなだ君が想いをぶつけるシーンは感動的だし、
彼の口から発する言葉の真摯さと誠実さは胸を熱くします。
なんのとりえも無いなんてとんでもない。男として羨ましい。

解説にもありましたが今作は一気読み...しかも夜に
暖かくして読み耽ると一層この不思議な町の世界に
スッと入って行けそうですよ。

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2009年12月04日

Posted by ブクログ

方向音痴なたなだくん(29歳)が
愛車のろんぽうくんとともに
ヘンテコなまちに迷い込んで・・・

とっても元気になれるお話

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

はちゃめちゃなのにかわいい。
童話のような恋物語でした。
解説でも書かれていたように、アリスを思い浮かべるストーリーです!
刹那に恋をして、そのまま一途に突っ走る―そんなコトは大人にはできないのに、実行するたなだ君が羨ましい…
でも、大人だからこそ、恋を続けることの難しさを知っているから不安にもなるんだなァ。
応援したくなるようなファンタジー的恋愛小説でした。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

よしもとばななの帯につられたものの
なかなか入り込めず。

でも電車で読んだらわりと楽しめた。

たなだ君と恋はしたくないけれども。

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2013年03月12日

Posted by ブクログ

夢で見た記憶をたどってるような、仮想世界をつづっているようなぽわぽわした世界。
書評で不思議の国のアリスって表現があったけど、ホントそんな感じです。

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2009年10月04日

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