あらすじ
繁盛店のメニューブックに盛り込まれた工夫を
実物写真付きで徹底解説!
飲食店を訪れると、誰もが真っ先に手に取るメニューブック。まさに「飲食店の顔」と言える存在です。その作り方次第で、繁盛店実現の強い味方になってくれます。
本書は、月刊繁盛店経営誌「日経レストラン」の取材の中で出会った知恵にあふれるメニューブック26店分を厳選。「料理やドリンクの注文を増やす」「常連客を増やす」「看板メニューをより目立たせる」という効能別に分類し、実物カラー写真付きでその工夫を詳しく紹介しています。
また、巻頭のインタビューでは居酒屋「塚田農場」「四十八漁場」を運営するエー・ピーカンパニーの米山久社長が登場。そのメニューブックに対する熱い思いがひしひしと伝わってきます。
そのほか、繁盛店の看板メニューをどう育てるか、おいしそうなメニュー写真をどう撮るか、新規客と常連客の両方をつかむコツなど、メニューブック作りに必要な数々の知識も盛りだくさん。
本書の事例を参考にメニューブックを見直せば、お客を増やし、客単価も伸ばすことは難しくありません。ぜひあなたの店に役立つヒントを見つけてください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
飲食店の人間として、教科書的な読み物としては良いと思います。タイトルから飲食店をお客様として使う方としてはあまり面白くない読み物かもしれないと感じました
Posted by ブクログ
全国20店舗あまりのうまいメニューブック。何を売るのか、何を楽しんでもらうのか。方針が明確に示され、店の個性をどのように伝えているのかを写真入りの解説で紹介されている。地図を使った日本酒の紹介で飲み比べの気分を誘い、雑誌風メニューでじっくり読ませるなど、うまい工夫が施されている。とりわけ原価120%のメニューには唸らされた。売れば売るほど赤字になるのだが、宣伝広告費に使うくらいならそれを原価に上乗せして、お客の口コミで広めてもらおうというのが発想のはじまり。ボリューム感満点のお刺身盛り合わせが500円。効果は絶大である。しかもこのキラーコンテンツを、お客に飽きられないよう定期的に見直し、常に出数トップを維持するようにしている。たくさん売れれば大量仕入れによるスケールメリットも働く。逆転の発想に目を瞠らされた。