【感想・ネタバレ】悪役令嬢後宮物語 8のレビュー

あらすじ

『牡丹』の名を戴くリリアーヌとその協力者ノーマードによって、ディアナは囚われの身になってしまった。
霊術によって閉じ込められた空間の中、忘れられない後悔の記憶が、彼女を絶望へと呑み込んでいく……。
その場へやっとのことで駆けつけるカイ。それに遅れてジューク、シェイラも追いつく。
しかし、進みゆく後宮炎上のカウントダウンは止まらない。エルグランド王国、そしてディアナたちの未来は……。
大ボリュームの書き下ろしを加え、堂々のシリーズ完結!!

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ディアナを愛して。

たまにいるよね。単に怖そうってだけで悪役にされちゃう人。
誰よりも優しくて思いやりがあったりするのに理解されるまで時間かかって、理解してもらえたらお互い深く付き合える。
でも圧倒的多数が「怖い」っていうから否定するのも疲れちゃうみたいな感じで進むディアナに魅かれ1~8巻を一気に読みました。

ラストへの駆け足感は否めません。「異能」がでてくる終わり方はどうなんだ??と思いました。
リリアーナも出番少なくて、最後に動機の付け足しした感じがなんだかな~。
王も正妃も最後まで世話がかかる人だったし、主人公死んだことにして自由にするってのも・・・あれ~??でした。
ジューク王は最後まで賢くなれなかったし。初恋貫いただけの人。国のことわかってないしね(作者様がわからせなかったのかもしれませんが)。


その後がわからないけど、カイと一緒にディアナが幸せならまあいいか、と思いました。

#ハッピー #感動する #深い

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2023年07月30日

Posted by ブクログ

大円団の終止符。
若干ご都合主義とも言えて、若干駆け足ではあったので、個人的に、もう少し事後処理などに踏み込んで貰ってもよかったけど、幸せ溢れる物語で読後感は良好なので、疲れているときでも読める一冊。
国を出てからの物語も色々と想像が膨らむし、読みたい気もするけれど、令嬢としての物語のピリオドとしては充分。

0
2020年01月12日

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