【感想・ネタバレ】アラビアン・ナイト1 シンドバッドの冒険のレビュー

あらすじ

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冒険と奇想とユーモアに彩られた「アラビアン・ナイト」の世界を児童文学界屈指のストーリーテラー、斉藤洋の語りでおくる新シリーズ第1弾。富をもとめて航海に出たバクダッドの商人シンドバッド。その行く手にまちうけていたのは、奇想天外な七つの冒険だった。巨大魚、大蛇、人食い巨人など、息もつかせぬ展開で、つぎからつぎへとあらわれる危険をくぐりぬける波瀾万丈の物語。あなたの知らなかった「シンドバッド」がここにあります。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

斉藤洋によるアラビアンナイトシリーズ1冊目。

正式には千夜一夜物語。ペルシャの王が、ある女性に裏ぎられてから、夜は女をめとりながらも朝には殺していた。とうとう女性がいなくなり、大臣の娘が王のもとに。その女・シェヘラザートは、王に楽しい話しを語り、王は話しの続きが知りたいがために、シェヘラザートを生かし、ついに仲の良い夫婦になった。千夜一夜物語はシェヘラザートの語った物語としていくつもの話をまとめたもの、という枠物語とされています。


千夜一夜物語は、フランスのアントワーヌ・ガランが18世紀に、イギリスのRバートンが19世紀はじめに紹介しています。もともとはインドからギリシャにいたる広い地域の物語だったものがペルシャやアラビアに伝わり、16世紀に書き留められたものらしい・・・結局は、はっきり誰が書いたかくわしいことはわかりません。


シンドバットの冒険では、商人のシンドバットが、奇想天外な航海をして、幾度もピンチになるけれど、乗り越えて商売を成功させていく話し。もともとお金はあって、おもしろ楽しくくらしているけど、しばらくすると、航海に出たくなる。しかも、商人としてもうけたい。航海では、怪鳥やら大蛇やら人食い人種やら出てきて、本当に命からがら。でも、人々はそんな冒険談が好きなんだな。

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2012年03月29日

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