【感想・ネタバレ】やわらかな遺伝子のレビュー

あらすじ

ゲノム解析が進むにつれ、明らかになってきた遺伝子のはたらき。それは身体や脳を作る命令を出すが、環境に反応してスイッチをオン/オフし、すぐに作ったものを改造しはじめる柔軟な装置だった。遺伝子は何かを制約するものではなく、可能にするものだったのだ。私たちを形成するのは「生まれか育ちか」――長年の論争に、最新及び過去の膨大な研究データを用いてまったく新しい考え方を示した世界的ベストセラー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「生まれは育ちを通して」という著者の主張を証明するためにページを重ねた本。これは一見当たり前のように感じますが、それをあらゆる取材を通してウイットに富んだ内容も適宜入れながら読み物として成り立たせる能力はさすが「マット・リドレー」という印象。日本タイトルは「やわらかな遺伝子」ですが、これは訳者が「生まれか育ちか」という直訳だと内容を誤解されるからあえて意訳したそうです。でも「生まれか育ちか」の方が本は売れそうな気がしますが。。。

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2019年07月07日

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