【感想・ネタバレ】論理病をなおす! ――処方箋としての詭弁のレビュー

あらすじ

論理ではなく、詭弁を身につけてみないか?詭弁と聞くと、子供だましの芸当と聞こえるが、口先だけ達者になることではない。詭弁には、思考そのものを鍛える力がある。人が詭弁を使う時、その人特有の癖があらわれる。その癖を見抜くことで、思考のパターンが理解でき、おのずと論議も強くなる。論理的思考に満足しない人のための一冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「詭弁」というものに焦点を当てた本。
まず、こういうものを研究というか専門にしている人がいるというのに驚いたわけだが。

内容は非常に面白かった。
過度な一般化や意味のすり替えなど、日常的に使っている(というか意識しなくても勝手に出てしまっている)詭弁について、分かりやすい具体例を挙げながら紹介・解説する。
特に面白いのは、その詭弁の解説に終わることなく、その詭弁に陥り易い理由とか、そういう部分まで解説を深掘りしているところ。

あとついでに、後書きの内容が非常に共感できた。

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2011年09月12日

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