あらすじ
前代未聞! 気鋭のコンサルが内幕を暴露した全米騒然の問題作! デロイト・ハスキンズ&セルズ、ジェミニ・コンサルティングと、大手コンサルティングファームを渡り歩いてきた実力派コンサルタントが、自らとコンサル業界が犯してきた恐るべき過ちの数々を大暴露。「戦略計画」「最適化プロセス」「業績管理システム」……こうして企業は崩壊する。望ましいコンサルティング業務のあり方、クライアントとコンサルタントの正しい付き合い方を提唱する。
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Posted by ブクログ
良本です。コンサルタントの本を読みたくて買いました。
この本は失敗の話が多くまとめられているため、普段とは違った視点で読むことでき、非常に面白かったです。
その中でもお気に入りは。
ラベリング効果。青い目、茶色い目 教室は目の色で分けられた。
この実験では、教師がクラスの子どもたちを青い目と茶色い目で分けた。
そして、「青い目の子は茶色い目の子より優秀です。」と告げた。
すると、青い目の子どもたちはすっかりその気になり、
テストの成績も茶色い目の子どもたちの成績を上回った。
その翌日、今度は逆に「茶色い目の子の方が優秀です」と告げると、
テストの成績は茶色い目の子どもたちが青い目の子どもたちを上回る結果となったのである。
つまり、もし子どもに「ダメな子ね!」というのは絶対にやってはいけないということです。
逆に「あなたはできる子」というレッテルをうまく貼ることができれば、
本当にその言葉に値する人物になってくれるのかもしれませんね。