あらすじ
時は一九八九年。主人公・将太は母子寮で母と暮らす小学三年生。両親の離婚は自分のせいと思い込む将太は、二人に元の関係に戻って欲しいと願っていた。そんな時ある青年が母の前に現れて…。人気作『うそつきパラドクス』の著者が贈る、【大人の事情】と【子供の日常】が時に優しく、時に無慈悲に交錯する終末家族ドラマ。
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なかなか深い
ハルメギドがなんなのか分からなかったけど、
母子家庭の男の子の視点で描かれたヒューマンドラマ。
幼い子供ならではの感じ方や考え方、離婚した父親との複雑な関係。
子供同士のやりとりもリアリティがあって深いと思った。
Posted by ブクログ
3巻読むのが楽しみ!また1.2巻しか読んでませんが面白いです!
小学男子の主人公が家庭のいざこざ、自身を取り巻く人間関係、性の目覚めに振り回される話です。
主人公とその母親が同じような状況に置かれ対比されてる様に見えますが、これほんとどうなるのでしょう…。母親の方は愛人が実夫に刺されるみたいな展開になりそうだけど(全然違う展開になるかもだけど)、主人公の方は選ばれそうに無いななこちゃんがどうでるか全く想像できません。
白田さんとななこちゃんは対立するような関係ですが、諸々のシーンからなんとも形容しがたい感情が芽生えているように感じて変な扉開きそうになりました(気持ち悪い)
お父さん頑張れ…!
意識したことなかったけど自分の子供時代もこういう境遇の子は周りにいたんだろうな。実の父親に対する思慕と、これから父親になるだろう男の人との微妙な関係。そして自分自身の性への目覚め。思春期の入り口での主人公の様々な葛藤をノスタルジックに描いている
Posted by ブクログ
ハルメギド。ハルマゲドンの語源。1999年に人類滅亡って信じてたな。だいたい将太たちと同じ年代ってことになるのか。懐かしいネタがちらほら。将太にとっては、優馬はUMA、わけのわからない存在なんだな。
Posted by ブクログ
ホント「きづきあきら+サトウナンキ」のマンガを読むとほろにがい子供時代の思い出が甦るなぁ・・・。
いや、あんなに素敵な想い出は無いけどな。
著者名でピンと来た方は即買い推奨。
幼馴染との青い恋とかそんな感じのキャプションが帯及び表4には見当たらないのでwそんなのが好きな方にもオススメ。
個人的にはあまり同時代性を感じなかったのが残念かな。
(小生1974生まれであります。)
まあ、何にせよ2ヶ月連続刊行なので、ここからここから。