あらすじ
変革の推進者にならなくてはならない人事が、変化を最も嫌う部署になっているケースは多い。しかし、人事のパフォーマンスが変われば、会社の業績は変わる――。社員の心を打つ数々の人事施策を打ち出し、会社の急成長を支えてきたサイバーエージェントの取締役人事本部長が、組織行動研究の第一人者との対談も交え、「人事のクリエイティビティ」を問う。人事制度の本質とは? 変化し、成長し続ける企業の「実践知」に学ぶ。
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Posted by ブクログ
サイバーエージェントの人事制度について、その制度設計がどのようにしてなされたかまでが細かく知れる。人事の仕事をしていなくても身の回りの人の動かし方や接し方など対人関係に参考になる内容が非常に多く参考になった。
Posted by ブクログ
非常に参考になるネタが豊富。とくに、曽山さんが営業からまったく何もないところから試行錯誤の末に現在の人事のポジションを確立し、哲学まで生み出していった過程が参考になる。
以下メモ
コミュニケーションエンジンを体現するために、曽山さん自身CA社員と月100人(週2回のランチ&週2回の飲み×5名)と会って課題や現場感覚を掴む。
人事幹部を育てる 五つの習慣と16の行動指針
リーダーとしての習慣
①目標力、役割力、評価力を身につける
②ボード視点を持つ 当事者意識 部門横断と経営層の目線
③壮大な野心を持つ
勝ちにこだわる習慣
④ニュースには即レス スピード感醸成
⑤競合へのアンテナを張る
⑥ゼロベース思考 高速軌道修正
影響力を発揮するための習慣
⑦電話一本の人脈を持つ
⑧組織を一枚岩にする
⑨持論ブログを書く
成果思考の習慣
⑩俯瞰シートのアップデート A4でまとめ、可視化
⑪成果からの逆算
⑫しらけのイメトレ
視点を上げる習慣
⑬斜め上の先輩を持つ
⑭シンクロスピードを早める 経営陣とシンクロ
⑮ブーメラン思考 自責意識
⑯リーダーとしての余裕を持つ いるべきときに席にいる
Posted by ブクログ
共感する部分が多くあり、改めて自身の在り方、仕事への向き合い方を見つめなおすことができた
Doableではなく、Deliverable!
‐Line Managerや現場にどんな価値を届けているか、人事があるおかげで何が会社にもたらされているか
評価はシステムではなく、「納得感のある対話」
‐日常的に上司が部下と話し合い、良ければほめる、悪ければ指導するという関係を築いていれば、評価や査定の結果がどうであっても部下は納得して受け入れる
人事は「コミュニケーションエンジン」