【感想・ネタバレ】龍馬暗殺 最後の謎のレビュー

あらすじ

多くの書籍や雑誌で解明が試みられてきた幕末における最大の謎・坂本龍馬の暗殺。しかしその大半は、一般論として参考にすべき「通説」を、再検討を経ないままに“事実”であると前提にして論じている。これまでの龍馬暗殺に関する情報を白紙に戻し、事件の経過を見直して夾雑物を取り除き、新たに判明した事実や記録を加味して全体像を再構築したとき、暗殺事件の実相はどのように変わるのだろうか―。すべての通説を疑い、“事実”とされていた事項を再検証することで、明らかとなる龍馬暗殺究明の「完結篇」。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

過去に同様の謎解き本を数冊読みましたが、新しい発見があるかと思い購読。
著者は過去の文献を丹念に読み通説としてまかり通っている部分を排除し、事実と思われる事のみで辻褄が合う結論を導き出そうと言う内容。
内容・結論共にこれまで読んだいろいろな本と比較しても特別新しい発見があるわけでは無かったが、それは新たな事実が発見されたりしない限りは当然かと。

菊屋峰吉が嘘をついているとするところは、黒鉄ヒロシ著の「龍馬を斬る」と同じ見方をしている。

本著の結論としては、実行犯は京都見廻組で特に黒幕は居ない。(ある種情報伝達の不備も要因)
薩摩には龍馬を排除する相当強い動機はあったが実行に至っていない。
と言う感じかな。

同じ様な本を色々読んでいるので、話もだいたい頭に入っているからあっさり読めました。

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2023年02月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

過去に同様の謎解き本を数冊読みましたが、新しい発見があるかと思い購読。
著者は過去の文献を丹念に読み通説としてまかり通っている部分を排除し、事実と思われる事のみで辻褄が合う結論を導き出そうと言う内容。
内容・結論共にこれまで読んだいろいろな本と比較しても特別新しい発見があるわけでは無かったが、それは新たな事実が発見されたりしない限りは当然かと。

先にご紹介した「龍馬を斬る 著 黒鉄ヒロシ」はこの本の単行本時代(「龍馬暗殺 完結編」)に多分に影響されているように思われる。
特に菊屋峰吉が嘘をついていると断じる部分は一緒だね。

本著の結論としては、実行犯は京都見廻組で特に黒幕は居ない。(ある種情報伝達の不備も要因)
薩摩には龍馬を排除する相当強い動機はあったが実行に至っていない。
と言う感じかな。

同じ様な本を色々読んでいるので、話もだいたい頭に入っているからあっさり読めました。

0
2012年01月22日

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