あらすじ
学習障害がまだ知られていなかった約30年前。子ども達の「場」を作った男がいた。たった2人の生徒から始めた塾は、いま、約1万5千人の若者が集う「学校」に成長している。教育界の風雲児が、すべてを記す。
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Posted by ブクログ
内容としては著者である宮澤さんが個人経営の塾から星槎(せいさ)グループを作るまでの道のりが書かれたものです。
今、「何か目標を定めチャレンジしている人」ならこの本を読む価値はあると思います。きっと刺激が得られます。
私の場合、時にウルッときたり、ドキドキしたりしながら、2時間程で一気読みしてしまいました。
読み終わったあと、少しの高揚感と「やったるぞー」という想いが込み上げてきました。
Posted by ブクログ
このおっさんすげえというのが読後の正直な感想。
星槎グループ代表である氏は、塾から始めて、福祉、職業訓練校、中高などを設立して来た。その根幹にあるのはどんな子でも平等に教育を受ける権利があること、自分らしさを発揮できる学校、そして、生徒と先生がともに学ぶ場作りという情熱である。
まだ学習障害などの言葉がなかった時代から、その子達に合わせたプラン、教材を作るなど素晴らしい取り組みを行っている。
本書ではその理想の学校づくりの過程での様々な葛藤が描かれている。
まさかこんな学校があったなんて。ぜひ一読を勧める。
Posted by ブクログ
学習障害がまだ知られていなかった約30年前、こどもたちの「場」を作った塾講師の奮闘記。映画「みんなの学校」から気になって発達障害界隈を読みあさっているけど、この人すごい。「情熱こそが人を動かす」というのは単純だけどいつの時代も一番求められている姿勢に感じる。