【感想・ネタバレ】暗黒館の殺人(一)のレビュー

あらすじ

蒼白い霧の峠を越えると、湖上の小島に建つ漆黒の館に辿り着く。忌まわしき影に包まれた浦登(うらど)家の人々が住まう「暗黒館」。当主の息子・玄児に招かれた大学生・中也は、数々の謎めいた出来事に遭遇する。十角塔からの墜落者、座敷牢、美しい異形の双子、そして奇怪な宴……。著者畢生(ひっせい)の巨編、ここに開幕!(全四巻)

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Posted by ブクログ

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館シリーズ第7弾 1巻目 (全4巻)

百目木峠を越えてはならぬ。
地元の古老達が子供達にそう教えるという。
峠の先には、通称、大猿の跡と呼ばれる影見湖があり、その湖に浮かんだ小島に建つのが「暗黒館」。
初代当主である浦登 玄遙により建てられ、多くの補修と再築工事が行われた。最後の大工事にかかわったのが、中村青司。
暗黒館を一目見ようと、一人車を走らせる江南 ───

1巻でこの分厚さ。しかも4巻もあるのか、、、。少し尻込みしてましたが、やっぱり館シリーズを読破しよう!と、手に取りました。

これから始まる物語の舞台、暗黒館の不気味さ、孤立してしまった小島、登場人物の不可解さ、得体のしれない「ダリアの日」。
これからの展開が楽しみです。
水車館の藤沼 一成の絵画、時計館の古峨精計社のからくり時計もでてきて、ワクワク。今後の話のキーになるのかしら?

あと、儀式で強要されるように取る食物、、、 怖っ!

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2025年07月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

暗黒館の殺人一巻。まだ誰も死んですらいないのに600P近くあった。凄いボリュームだ。一巻を振り返ると江南の母が死に、中也が暗黒館を案内されつつ浦登家の人間関係を教えてもらい、ダリアの宴を行った、くらいしか出来事が起きてない。それくらいしか話が進んでないのに600P弱あるってとんでもないな。シャム双生児のところはひやっとした怖さがあった。奇形に対する恐怖がある。

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2025年09月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これだけ長編の小説を読んだことがなく
なかなか勇気が出なかったけど、ついに。
登場人物が多すぎて覚えられるかな?と不安だったが、さすがにみんなクセありで覚えやすい。
途中で家系図が出てきたのもありがたかった。

最後、ダリアの宴が怖すぎて怖すぎて…
異様な光景を想像したらちょっと笑えてしまったけど、本当に怖かった〜

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2024年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

序盤から怪しげな訳ありな雰囲気しかありません。
江南(かわみなみ)は建築家中村青司の館が気になり、一人で「暗黒館」を見に行き、地震により館から転落し記憶が飛んでしまいました。
今回は「中也」と呼ばれる大学生の視点で描かれています。
まだ館と館の持ち主一族の紹介、そして怪しげな「ダリアの日」の宴しか終わってない…。
この宴の意味、暗黒館の秘密、浦登家のこと等分からないことだらけでワクワクします。
続きが楽しみです。

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2024年10月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ながーい話だった。文庫本4冊分!
時系列が違うというトリックには、最後の最後まで気づかなかった!
ずっと江南くんが記憶喪失だと思ってたよ。
なんとも不気味な館と住人。1番の衝撃は"ダリアの宴"の肉の正体!
不死は本当にあるのだろうか…?

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2024年07月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なかなか事が起きないなぁ〜と……まぁ4部作だからこれからがどうなることやら。
ダリアの宴なんて怪しさMAXのワード出た時点でもう絶対食われるか食わされるか二択の食人文化の宴じゃん!と思ったけど果たして真相はいかに…
得体の知れないもの食べさせられる恐怖よ…

心身のどちらかに何かしらある登場人物が多いけどその辺も後々詳しくわかるんかな?

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2025年08月31日

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