【感想・ネタバレ】暗黒館の殺人(一)のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

館シリーズ7作目!ついにここまで来たという感じです。
シリーズの中で最も長く、登場人物も多くなかなか整理しながら読み進めるのが大変です…。
前作共通して不気味な雰囲気はあるのですが、今作は登場人物が異形であるというのがよりゾッとします。一巻最後の方のダリアの日の儀式は読んでいてずっと不快でした。一体何を飲まされて何を食べているのか…。

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2024年01月28日

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ネタバレ

いよいよこの超絶ロング館に手を出した。
山奥の湖の島にある、外装も内装も全て黒の館、暗黒館。
そんなおどろおどろしい館に足を踏み入れた”私”は、館の中でも奇妙な住民たちとあれこれやりとりしていくが…
事件が起こらないので、とても長く感じる部分もあったが、ダリアの宴が恐ろしく禍々しく薄ら寒くて、これはこのあと一体何が起こるんだ?!と先が気になって仕方ない。
四つの館の見取り図も見慣れてきたので、次巻以降の展開が楽しみです。

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2023年12月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

館シリーズ最長編についに手をつけました。
かなり長い間読むのを躊躇っていた作品。4冊にわたる超大作は、読み始めが1番ハードかもしれませんね…笑
1作目はミステリ小説とは思えないくらい、登場人物や館を丁寧に紹介だけして終わります。
続く二巻では殺人が起こってしまうらしいんだけど、ここまで丁寧に人物紹介されるとこれまで以上に同情してしまいます。

さてどうなるでしょうか、、

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2022年02月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ついに手を出し始めてしまった、全4巻からなる「暗黒館の殺人」。

編集者・江南が九州にある暗黒館を目指すところからはじまる。
作中では、江南は塔から転落して記憶喪失…という体で書かれているが、実際にはどうなってしまうのか。

第1巻では、江南、「私」(中也)、中学生の少年の3人の視点。しかし、この3人の視点はパラレルワールドのように少しずつ事実がズレている。不気味である。
中也が、浦登家の儀式「ダリアの宴」に参加し終わったところで、第一巻は終わる。
まだ明らかな殺人事件は起こっていない(使用人が負傷して生存見込みがないとされているが、それはボート事故とされている)。

私の現時点での予想ですが、
中也のいる場面と、江南のいる場面とでは時代が大きく異なるのではないだろうか。
江南のいる時代は1990年代。
一方、中也は建物を見るのが好きで、「一年前に、Y県N町にある済生館を見てスケッチした」という描写があった。
偶然にもそれは私の地元なのだけど、90年代よりずっと以前に、旧済生館はN町から移転しているのだ。
つまり、中也が存在するのは90年代ではない…?
敢えて実在する建物、地名を出すのだから、これがなにかのヒントになっているに違いないとは思うけれど。
中也がいる場面はかなり昔なのか、それとも「一年前」というのが誤りで、中也が一時的に記憶を失った間に長い年月が過ぎてしまっていたのか…他の描写からすると、おそらく前者じゃないかなと思うのだけど・・・。

私たちの江南はどうなってしまったのか?
中也たちと共にいる「江南」を名乗る記憶喪失の人物は何者か…?
中学生の少年が見た事故現場の死体は誰なのか?
ダリヤの宴に中也が招かれたのは何故か?
ダリヤの宴の意味とは?

まだ殺人事件は起こってないものの、既に不気味さ満点の暗黒館。
続きが気になる!!

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2021年10月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

館シリーズの中でも、最長の長さを誇る『暗黒館の殺人』の1冊目。
状況説明や人間関係・この後に起きるであろう展開の伏線らしきものが並べられ、世界観も嫌と言うほどにまで味あわされる。全員が何かに固執し、とらわれている様子や裏に潜む狂気が十二分に展開されており,読んでいるこっちも引き込まれていく感覚に陥る。これから何が起きるのか楽しみである(第2巻へ)。

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2021年08月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なかなか事が起きないなぁ〜と……まぁ4部作だからこれからがどうなることやら。
ダリアの宴なんて怪しさMAXのワード出た時点でもう絶対食われるか食わされるか二択の食人文化の宴じゃん!と思ったけど果たして真相はいかに…
得体の知れないもの食べさせられる恐怖よ…

心身のどちらかが普通でない登場人物が多いけどその辺も後々詳しくわかるんかな?

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2022年08月09日

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