あらすじ
高校生・首藤祐貴は、発砲事件を起こし逃走、謎の殺し屋・木曽川と出会う。 小学生・時本美鈴は、銃撃相手を探すうち、不思議な歌手・二条オワリと出会う。 陶芸家・緑川円子は、金髪青スーツの弟子と個展を開く準備をする。 殺し屋・黒田雪路は、その殺害ターゲット・緑川円子と至近で相まみえる。 駄目大学生・岩谷カナは、ふと拳銃を捨てようと考える。 そして、探偵・花咲太郎は、相変わらず閃かない。 6丁の拳銃を巡って、6人の運命は回る。
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Posted by ブクログ
群像劇、そしてラノベを読むのは初めてだった。散々ラノベの批判を聞いてきたが、そこまで悪くいうこともないと思う。「内容があるか?」と聞かれるとないのかもしれないが、物語が面白いので良いと思う。また、創作をするときにキャラクターや行動などの引き出しになるという面で、良いと思う。ただ、ずっとラノベばかり読むのはどうかなと思う。息抜きで楽しく読む程度には全く問題ない。ただ、ラノベを読んだこともないくせに偉そうにラノベ批判をする人は私は嫌いだ。ラノベにも良い作品はあるのだと思う。
この作品について・・・キャラクターにそれぞれ個性があり、面白かった。また、群像劇で語られる人たちの物語がうまくつながっていくのも面白かった。
6/2について・・・この作品に出てくる魔女の殺し屋のようなキャラクターには今まで出会ったことがなかったので衝撃的だった。面白い人だと思った。そして、6/2で首藤の発砲現場にうまく登場人物が集まるのが面白かった。