【感想・ネタバレ】ベリーカルテットの事件簿 薔薇と毒薬とチョコレートのレビュー

あらすじ

19世紀・イギリス。有名執事の娘シャノンは、新人メイドとして貴族のお屋敷に勤めることになった。勤め先は、カルヴァート家の別邸――ベリーカルテット。ところがシャノンが屋敷に到着すると、滞在していた女性が遺書をのこして亡くなっていた!? カルヴァート家次男で美貌の作家・ロイと、新人メイド・シャノンの推理が冴え渡る! 謎が謎を呼ぶヴィクトリアン・メイド・ミステリー!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

少女向けライトミステリー。
ヴィクロテの青木さんの新作。ヴィクロテを読むのが途中で止まってしまったのでこちらにも手を出してませんでしたが、新作ということで読んでみた。
文章は主人公のメイド・シャノンの1人称で進んでいき読みやすいです。イラストも明咲さんなので美麗です。
シャノンは執事として有名すぎる父を持つメイドの女の子。主人を影から支え、屋敷で起こる様々な出来事にテキパキと対処できる能力を持っている。その傍らベリーカルテットと呼ばれる屋敷で起こった殺人事件の謎も明かしてしまうという(笑)対する主人のロイはお金持ちの放蕩息子で一応小説家。小説を書くということもあり、観察眼や審美眼、適応力なんかも人より高いです。そんなロイがシャノンと出会うことで物語は始まります。この巻ではシャノンがロイのメイドになるまでを描いたストーリーなので続編はきっと発売するのでしょう。1巻が予想より面白かったのでたぶん続きも買うと思う。

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2014年03月24日

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