【感想・ネタバレ】陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女のレビュー

あらすじ

両親の離婚話に立ちすくむ千星。明るく笑ってみせることで、壊れそうな家の空気を辛うじて保ってきた。けれど本当は、三人で一緒にいたいと、素直に泣ければよかったのだろうか……。新聞配達のアルバイトを続ける陸。母は家を空けたまま帰らず、生活のために必要だった。ただ絵を描いていたい、そんな願いも叶わない。それを恨んでも憎んでもいないけれど、今まで自分は笑ったことなどあったのだろうか――。そんな二人が、出会う。切なく繊細な一夏の物語。 ※作品の表現や演出を考慮して、電子版は本文縦組で制作しております。また一部のページを改変しております。※

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Posted by ブクログ

ネタバレ

girl meets boy. 一目惚れして遠くから少年を見つめる、引っ込み思案な女の子。少年もシャイで、バリバリ好意をもってるのに、少女にはぶっきらぼうな対応。でも、お互いの行動の一つ一つに思いをめぐらし、妄想する。うん、初恋ですね。
昭和の頃の少女マンガを読んでるような、懐かしさ、甘酸っぱさ感じる、懐かしい小説でした。読後感も爽やか。
売れっ子作家の自己満足な小説でしたが、私のようなファンにはたまらない一冊となりました。

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2014年07月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

夏休み、別荘へやってきた女の子とその近くの村で新聞配達をする男の子の話。
互いが互いの身を思う姿に心を打たれた。
展開的にくっつくのかな?と思ってたらそのまま二人は離れるのだけど、最終章で見せた男の子の行動とその結果を読んで、ああこの作品はこういう終え方のほうがいいんだなっていうのを深く実感した。
くっつききらない、ということもありなんだなとひしひし。

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2014年10月31日

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