【感想・ネタバレ】あと千回の晩飯 山田風太郎ベストコレクションのレビュー

山田風太郎

「いろいろな徴候から、晩飯を食うのもあと千回くらいなものだろうと思う」。飄々とした一文から始まり、老いること、生きること、死ぬことを独創的に、かつユーモラスにつづる。風太郎節全開のエッセイ集!

[ブクログ · ★★★☆☆]

20代の若造がこんなん読んでるとか、我ながら生意気にも程があると思うのですが、いやだって面白いんだもんなぁ。
とにかくタイトルがずるい。

これにしろ、「人間臨終図鑑」にしろ、山田風太郎翁の死生観には感服しきり。こんなジジイになりたい。