あらすじ
ついに、ちぃの過去が明かされる!? ちぃは本当に『Chobits』なのか? ――いつのまにか自分にとって『ちぃ』がかけがえのない存在になっていることに気づいた秀樹(ひでき)。そして、ちぃのことを知りたいと本気で思い始める。そんな秀樹の気持ちを受けて、稔(みのる)と小島(こじま)は『Chobits』のことを調べ始めるが、謎の壁は厚い。国のデータバンクに侵入した柚姫(ゆずき)は、ディタに排除された際にダメージを受けてしまい……!?
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いつのまにか自分にとって『ちぃ』がかけがえのない存在になっていることに気づいた秀樹。そして、ちぃのことを知りたいと本気で思い始める。
そんな秀樹の気持ちを受けて、稔と小島は『Chobits』のことを調べ始めるが、謎の壁は厚い。
国のデータバンクに侵入した柚姫は、ディタに排除された際にダメージを受けてしまい……!?
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第7巻 残り1巻
稔のパソコン・柚姫が国のデータバンクに侵入して、
侵入を排除された際に一部のデータを損傷した。
それを心配した稔は、姉の代わりとして自作した柚姫を、
姉の代わりじゃない、大切な存在として実感する。
今作はラスト1巻っということで、
クライマックスへの序章といった感じで、
色々と謎が明かされていく中で、
ちぃに異変が起こり、秀樹はどうするのか
6巻で正体がわかった謎の二人の存在が本格的に動きだした。
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個人的には、秀樹に選んで貰う時は、トランス状態のちぃに、じゃなくて、
この時秀樹のために泥だらけになって花を掘るちぃに向かって、だったらいいなぁと
感情的には思う。
物語的には、盛り上がらないけど…。
そしてすもものテンションはぜっこーちょーで、琴子は相変わらず振り回されっぱなしですね。
三原さん一家の在りし日のしあわせは、とても温かかっただけに切ないけど、
それでもなければ良かったとは思えない。
人間はどれだけ辛くても自然に薄れていくけど、パソコンは消してもらわなければ辛いこともずっとそのまま、
それだけでなく、他人の手で覚えておきたい記憶まで消去させられてしまう、自分の思い出さえ自由にならない」には考えさせられた。
余談ですが、千歳さんがボロアパートの美人管理人なのも、
旦那さんが、頑なに顔を見せないのも、名前が一郎なのも、
「めぞん一○」へのオマージュですか?(笑)
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『Chobits』を調べるために国のデータバンクに侵入を試みた柚姫がダメージを受けた事により、稔と柚姫の関係に変化が。いよいよちぃの過去も明らかになります。
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“「そうじゃない 柚姫は柚姫だから
確かに柚姫は楓姉さんに似せてつくった
でもそれはぼくが考える姉さんで姉さんそのものじゃない
どれだけ柚姫が姉さんに似てても柚姫と姉さんは違う存在なんだ」
「私は...稔様のお役に立てていなかったんですね
お姉様の代わりにとつくってくださったのに...」
「最初は確かにそうだったよ
でも誰も他の誰かの代わりになる事はできないって柚姫といて分かった
そう 誰も姉さんの代わりになれない
だから柚姫の代わりもいないんだよ」”
こっちの二人も幸せになれそうで。
物語か核心にせまる。
驚きの展開。少しややこしくも納得できる。
Thanks to H.R.
“「フレイヤが消える前にフレイヤのココロをアタシの中へ
アタシが守ってあげるフレイヤのココロを守ってあげる
だから アタシの中に来て」”