【感想・ネタバレ】ルピナス探偵団の憂愁のレビュー

あらすじ

高校時代「ルピナス探偵団」を称し様々な事件に遭遇してきた彩子、キリエ、摩耶、そして博学の少年・祀島。卒業から数年後、四人のうち、一人が不治の病で世を去った。久々に顔を合わせた三人に残されたのは、彼女が死を前にして百合樹の林に造らせた、奇妙な小路の謎だった。探偵団“最後の事件”を描く第1話「百合の木陰」から順に時を遡り、高校卒業式を目前に殺人が起きたルピナス学園で、彼らが授かった“祝福”を描く第4話「慈悲の花園」まで、物語は戻らぬ時間への郷愁を紡ぎ上げる。奇蹟のような輝きに満ちた少女探偵の“その後”を描く、〈ルピナス探偵団〉のシリーズ第2作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

若干行きあたりばったりだった前作品集と較べ、構成もまとまりもぴかいち。
レクイエム・フォー・あの頃。
レクイエム・フォー・摩耶。
それがぐっとくるのだ。
「高潔に生きる」。

また最後の一文でぐいと別の方向を向かせる作者の腕も冴える。

0
2013年02月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み終わってから涙が出た。
話が遡って進行していくことで、より彼女たちの友情の深さがより感じられた。
ラストの祀島くんは最高。

0
2014年01月18日

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