【感想・ネタバレ】戦争の日本中世史―「下剋上」は本当にあったのか―のレビュー

あらすじ

手柄より死を恐れた武士たち、悪人ばかりではなかった「悪党」、武家より勇ましいお公家さん、戦時立法だった一揆契状……「下剋上」の歴史観ばかりにとらわれず、今一度、史料をひもとき、現代の私たちの視点で捉え直してみれば、「戦争の時代」を生きた等身大の彼らの姿が見えてくる。注目の若手研究者が描く真の中世像。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「応仁の乱」を読んで、さらに中世史を知りたくなって購入。歴史を正面から考察する書物が意外に面白い。語り口の平明さや少し砕けた解説のためか、非常にわかりやすい。
中世に生きる武士、将軍や守護ではない、地方の一武士がいくつも紹介される。生々しいとも思える本音も見えてくる。中世史の少し難しめの本にも手を出してみようかと思える。

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2017年08月08日

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