あらすじ
萩原愛子はダンス好きの平凡な高校生。10年クラシックを踊っていたが、いつしかダンスの世界から遠ざかっていた。ある日、親友の付添いでN・Y・D・Cのダンサーオーディションへ行った愛子は、そこで有名ジャズダンサーの神崎崇史に見出される。神崎は、海外でも通用する「踊れる」ダンス・チームを作ろうとしていた。神崎や仲間たちに触発された愛子は、再びダンスの世界へと飛び込んでいく。
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パッション
久しぶりに熱い熱い物語を拝読しました。
ダンスストーリーは、ダンシングヒーロー以来です。
夢中になれるものがある。
やり遂げたいことがある。
それは、グリット(やりぬく力)に繋がりますね。
現代に求められる力の一つと捉えます。
どれくらいの人が、「パッション」をもって生きているのか。
どう生きていきたいのか。
そのために、何をしたいか。
哲学的に考えさせられました。
続きが早く読みたいです。
ダンサーを目指すチームの青春群像という感じです。
手が届かない一流レベルへの憧れ情熱と葛藤。
付き添いで行った子が才を見出されて、の今となっては繰り返されてきたパターンでしょうがやはりその展開は魅力。
作家さんの初期の頃でしょうけどダンスシーンはやはりかっこいい。