あらすじ
中学三年生の彗子は両親の離婚後、月に一度、父の代わりに祖父と会っていた。公園でソフトクリームを食べ、海の見える岬まで軽トラを走らせるのがお決まりのコース。そんな一風変わったデートを楽しむ二人だったが、母の再婚を機に会うことをやめることになり……。表題作のほか、元不良と教師、バツイチOLと大学生、園児と保育士など、暖かくも切ない5つのデートを瑞々しく描いた短編集。
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Posted by ブクログ
「デート」をテーマにした5編の短編集。この短さでグッと主人公2人の優しい温度に浸からせてくれるのが、瀬尾さんの才能だと思う。
それぞれ、味があって好きだけど、2本目の「ランクアップ丼」が好きかな。
1本目の「おしまいのデート」の「まあ、ハゲもチビもデブも治せるからいいじゃないか」の下りは面白かった。忘れた頃に一年に一回くらいまた読み返してしまう気がする。
Posted by ブクログ
全体的に短くて読みやすかった。
特に「ランクアップ丼」が良かった。泣いちゃった。
「ファーストラブ」「ドッグシェア」も良い。
「デートまでの道のり」は微妙。
園児の親と付き合うの何か嫌だ。
Posted by ブクログ
きっかけ:ほんタメで瀬尾まいこさんの作品は温かいと聞いたから
◆一時の期間が終わっただけで、関係は終わらない。ただ区切りがついただけ
◆登場人物に苛々、自己投影してソワソワ
(おしまいのデート)一番良い!
(ファーストラブ)眩しい 共感はしないけど羞恥感ある 狭い恋愛じゃなくて広い愛
(犬)これは嫌い 犬によくない
(デートまでの道のり)保育士の担当の子の父親(not不倫)と良い関係? 幼児とはいえ見てるよ 良い未来の家族になれるのかな?
Posted by ブクログ
心が温かくなる短編集でした。
タイトルからは悲しいお話かと思いきや、一つの区切りというか、新たなスタートを想像させるおしまいのデートでした。
個人的には、ランクアップ丼が1番好きでした。教え子と先生の不思議な関係、自分に寄り添ってくれる人の大切さを実感しました。
ファーストラブもよかったです。男同士の友情というか、熱くなるものがありました。
Posted by ブクログ
以前から気になっていて、夏の文庫フェアで購入したもの。瀬尾さんの作品を読むのはたぶんこれが2作目。サクッと読めた。
表題作の『おしまいのデート』は、切なさを含みながらも希望の兆しが見えるラストで良かった。祖父から新しい弟へ、関係性のバトンが無事に引き継がれたんだな、と思う。
一番良かったのは『ドッグシェア』。こんなふうに、お互いに「え?」って思う部分も受け入れて楽しめる関係性に憧れる。同棲とか結婚はこういうのを乗り越えていくことなんだなーと感じた。(内村君が素直に謝れるいい子だから成り立っていたのかもしれないけど)
解説で、瀬尾さんの作品は「薬膳スープのよう」と喩えられていたけど、いまの自分にはその優しい味がちょっと物足りなかったのかもしれない。可もなく不可もなく、という読後感だった。
Posted by ブクログ
初めて瀬尾まいこの本を読んだ気がするけど
非常に読みやすかった
短編集だったのもあるからですかね
上じいとの話と、じいちゃんとの話がよかった
最後の話はあまり共感できず
Posted by ブクログ
5つのさまざまな「デート」を描いた短編集。孫娘と祖父、元不良男と老教師、男子高校生ふたり、バツイチOLと大学生バイト、園児と保育士、それぞれのデートの話。
どの話も瀬尾まいこらしく、最後はあたたかい気持ちになれる話だった。瀬尾まいこ、めちゃくちゃ感動する!というよりか、じんわりあたたかくなれる。
特に不良男と老教師の「ランクアップ丼」の話が好きだった。結局人が死んでしまう話に弱い。でもこういうお涙頂戴展開を読んでも冷笑せずにしっかり感動できる自分でよかったなとも思う。上じいと三好の関係値がよかった。
バツイチOLと大学生の「ドッグシェア」も、変に恋愛っぽい雰囲気にならずよかった。
Posted by ブクログ
気に入りました!色々な形のデートの話がつまった短編集。ナツイチで購入しましたが、対象になってなかったら買わなかったと思います。巡りあえたことに感謝。「おしまいのデート」孫と祖父のデート。タイトルから想像もしていなかったデートの組み合わせに驚きました。「ファーストラブ」同級生の男同士のデート。ダメなことを妄想してしまいそうなタイトル。ありだと思います。「ドッグシェア」バツイチのOLと学生のデート。ほほえましくて、未来が明るそうな終わり方が好きです。