【感想・ネタバレ】総理大臣暗殺クラブのレビュー

あらすじ

新入生の三重子が立ち上げた謎の部活〈総理大臣暗殺クラブ〉。メンバーは一風変わった者ばかり。総理大臣暗殺というバカげた目標のために、青春の日々を楽しく、そして必死に費やす若者たちの真実は!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルが少々不安だったが…

ラノベ書いても白河三兎らしさたっぷり、この本の直前に読んだ「鉄のしぶきがはねる」がちょっと変わった素材で直球勝負なスポ根青春小説だったの対して、こっちはちょっと変わった素材で間合いを外す変化球な青春小説。主要登場人物からして「妙なの揃えてきたなぁ」って素材なら、部活の目的も「そんな理由で総理大臣を殺ってまうの?」な味の付け方。

物語後半、顧問の先生云々のあたりから不穏な空気が流れだし、オーラスで「今まで読んできたん、なんなん?」な、見事な序・破・急。で、「あぁ、なるほど間違いなく白河作品やわ、これ」って頷かされて、不穏なまま物語が終わる。
気持ちがゾワゾワ落ち着かないままの終わり方は、俺の好みではないけど、ケツの座りが悪い余韻を楽しむのもエンタメの一手法。やっぱ上手いわ白河三兎。

で、タイトルなんだけど、やっぱ不安やわ。これでエエのん?(笑

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2018年02月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

総理大臣暗殺クラブを立ち上げた高校生 お局、三重子、ムセン、オッサン、ボンボン。
突拍子もない設定でどういう終わりになるのかと思ったけど、物語を通して書かれていたのは人間の成長。(総理大臣暗殺メインの話ではない)
三重子、ムセンの徹底っぷりはほとんど共感できなかった。

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2014年12月31日

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