【感想・ネタバレ】水晶の鼓動 警視庁殺人分析班のレビュー

あらすじ

殺人現場は、部屋中真っ赤に染められた「赤い部屋」だった。東京を震撼させる連続爆破事件との関連はあるのか……。講談社文庫「警視庁殺人分析班」シリーズは、講談社ノベルス「警視庁捜査一課十一係」シリーズと同一シリーズです。この作品は、2012年5月に小社より『水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係』として刊行された作品を改題したものです。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

連続殺人犯と爆破事件が見事にリンクし推理の過程も伏線も良かった。ディスクレシアを患う犯人OXの意味も納得できるものだった。
鷹野&塔子コンビと犯人との攻防は特に面白かった

0
2020年07月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

塔子さん、ちょっと「頑張る」言い過ぎて「・・・」となる所もありましたが、失敗して、きちんと積み重ねて、克服して、成長していくのがやっぱり好感が持てました。変な正義感出して来ないのが本当に読みやすい。鷹野主任は相変わらず鋭いし。途中までは「そんな身勝手な・・・」という動機だったけれど、真実を知ればちょっとだけ同情してしまう。塔子の言葉が届いたような雰囲気なのが良かった。続きも楽しみです。

0
2018年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

室内が真っ赤に塗られた連続殺人事件と、頻発する爆破事件の2つを追う回。警視庁だけでなく公安部も絡んできてハラハラしました。
如月さんの、爆破されたトラウマが再発してて一旦鷹野主任とのペアから外されてしまうけど、そんなに腐らず糸口掴んで現場に復帰してて良かった。突っ走るのはまだあるけどツンケンして身体に力が入ってるドラマのより、原作の如月さんのほうが好感持てるなぁ。
鷹野主任は頭が切れる。ここで公安部に目付けられたの?
門脇先輩が公安の管理官とバチバチバトルしててそれも良かった。公安に思ってること代弁してくれた。自分たちの捜査のために、刑事部を尾行するやら不信感持たれても仕方ない。
それにしても交換条件で殺人と爆破が行われてたなんて……この回はドラマで観たけど。どんな境遇でも犯罪に手を染めない人が偉いのは前作から一貫した姿勢です。
爆弾解除の顛末、「こういうことは二度としないでください」と如月さんが釘されててよい。大胆なやり方だ…鷹野主任もGO出してるので自由な班だ。続きも読みます。

0
2023年07月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ある事故から殺し屋になった男とテロリスト組織が爆弾事件を起こす。
3作目で主人公刑事が成長を感じさせる。
シリーズ者で非常に読みやすい。

0
2022年09月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ


面白かったです。
なんか全体的にまとまりがいいというか、モヤモヤする部分がなくすっきりと終われた印象。

警察組織には塔子のような人はもちろん必要だが、予備班の人や関根のような目立たない存在も大切だということが伝わってきた。

0
2022年01月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ三作目となると、各キャラクターの性格や行動原理がおよそ把握できてきたかなーと思っていたので、何かしら意表をつく展開を期待しちゃっていました。

そこからすると、父親の形見が壊れるというのが何か象徴的なことのように思われ、ここから父親の存在を超えていくみたいな展開を期待したのですが、そこはあまり達成できず。

さらに微妙だったのは鷹野の行動。ネタが割れれば納得できなくはないのですが、さすがに100均ショップでコンパクトを手にする場面は突拍子も無さすぎて、ちょっと引いてしまいました。

そしてデザインジャパンを読んでいたからこその結末や、ディスレクシアが故の犯人の奇怪なモノローグなど、本格ミステリというにはやや飛躍し過ぎな印象がありました。

ただ、だからといってつまらなかった訳ではなく、むしろそうした「ちょっとありえなくない?」的なところを含めて楽しんで読んでいたのは事実としてあったように思います。なんだかんだで四作目も買ってしまうんだろうな…

0
2017年04月17日

「小説」ランキング