あらすじ
なぜ、年収1000万円でもしんどいのか?この世を牛耳る資本主義のルールを解き明かしたマルクスの名著から、それでも勝ち残りたい人のための戦い方を学ぶ。教養として知っておきたい最重要経済書を2時間で読む超入門書。『資本論』こそ、実社会で一番役に立つ経済書だ!
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Posted by ブクログ
とても面白くあっという間に読み終わった
スポーツをする時に、ルールを知らずに始める人はいない。しかし、実社会に飛び出したとき、この世界を支配しているルールを聞かずに会社を選び、入社し、仕事を始める。ルールを聞くことがないまま仕事を続ける。
冒頭にこのようなことが書かれていた。
たしかに!と気付かないでいた自分に驚いた。
給料がどのようにして決められているのか。
明日も生きて働くために支払われてるもの。
市場の価格が下がればその分給料も下がる。
そのため、いくら働いても給料が上がるわけではない。そして苦しくなる。
それを抜け出すためには自己内利益をプラスにする。
自分にとってプレッシャーにもならず、精神的にもストレスを感じない仕事を選ぶ。
もらった給料以下のストレスで仕事をすれば、自己内利益はマイナスにならない。
マイナスになってしまうと、仕事を苦にした自殺が起こってしまう。
価格の相場をつくるのはあくまでも価値。
そしてその基準から値段を上下させるのが使用価値
なるほど、と思うことがたくさん書かれていた。
その会社でしか仕事ができないと思わないようにするためにも、自分のウリを見つける。
そしてそのウリを磨き、仕事にしていく。
自分のウリはなんだろうと考えながら生活してみようと思う。
Posted by ブクログ
主張
労働者は企業のために、企業は資本家のために存在している。労働者はこの構造を理解し行動しなければ疲弊するだけだ。
あらすじ
商品価格は原料、機械償却費等(不変資本)+労働者給与(可変資本)で構成され、企業が利益率を向上させるには可変資本である労働者の生産効率(生産性)を向上させる事が唯一の方法であり、労働者を雇うコスト(労働者が明日も働くのに必要な資金)=労働者の給与という図式が成り立つ。
しかしながら、生産性(企業利益)を追求するプロセスの中で労働者の業務内容は分業化、単純化されていく事で労働者の給与は減少傾向になり、労働者集まりで形成される市場は縮小(不景気化)するというジレンマに陥る事で、失業者の増加=資本家⇆労働者の格差は拡大し続けるという理屈になる。
前述のような資本主義構造の中で生き抜くために著者は、人材流動性の高い社会でも生き抜く術として『フリーランスマインド』を提唱している。労働者として企業や年収向上(売上)よりも売上からコストを引いたもの(利益)に注目し、資本主義に支配され過ぎない人生を送るべきだと主張している。