あらすじ
明治三十六年、満洲と朝鮮の国境付近に日本から「好太王碑」調査に訪れた安積亮(あずみ・りょう)は、ロシア兵に捕らわれたが脱出に成功。現地で出会い心を通わせたハナという女性と別れるも、親のはからいで諏訪大社の巫女・翠(みどり)と祝言をあげた。そして日露戦争が始まり一学生といえど国家の思惑に翻弄される中、安積は四世紀末・神功皇后の時代の夢を見る。確かに神功皇后の渡海はあったのだと。そして皇后の子の父親とは――。
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当時の時代背景が色濃く描かれていて面白いです。日露戦争に五色塚古墳に当時の社会主義者に孫文まで!そして日本人は決しておとなしい民族ではなく納得できないことには警察や大臣官邸迄焼き討ちするような主張する人民であったことが面白いです!今後が気になります!