あらすじ
時は1904年、日露開戦の年。満洲から戻った安積亮(あずみ・りょう)が見たのは、戦勝祈願に沸く民衆のかたわら、非戦論を唱える内村鑑三(うちむら・かんぞう)と、その側に居た大杉栄(おおすぎ・さかえ)だった――。そして、安積が幼なじみの森谷翠(もりや・みどり)と祝言をあげる間にも、歴史は動いてゆく! 舞台は日露戦争の直中へ! 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の安彦良和が描く歴史ロマン!!
...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
安彦良和はへたれたキャラを描くのにも容赦がない。前巻で陰謀によって拉致されたヒロイン花に対してあんなに抗議していたのに親の準備した花嫁(幼馴染)に対しては平気で「愛している」という。弱い人間性、時代背景、ストーリーの都合などもあると思うが人間は強いし弱いという当たり前の事柄に真正面から向き合っているとも思える。ただ古代編のこれからの展開を考えれば何らかの伏線なのかな、なんていろんな考えが走る今巻です。