あらすじ
21世紀を生き抜くビジネススキルを提供する「21世紀スキルシリーズ」創刊第1弾!
外資系コンサルティング出身の現役ビジネスパーソンによる、世界標準スキルをお届けします。
「実践型クリティカルシンキング」とは、自ら目標を設定し、戦略的に達成するための思考ツールです。
ゴルフの石川遼選手、サッカーの本田圭祐選手、メジャーリーガーのイチロー選手など、世界で結果を出している人は、実はみんなクリティカルシンカーなのです。
本書では、この思考法を3つのステップに分け、授業形式で演習を交えながら紹介していきます。
STEP1 目指すものを定義する
STEP2 何が問題なのかクリアにする
STEP3 打ち手を考える
クリティカルシンキングをするのは、難しいことではありません。
しかし、とことん考え、何度もやり直し、なんとかして自分の納得する答えにたどり着く、「自ら考える力」を鍛え抜くことが必要です。そして、その考える筋力こそが絶対的な正解のない激動の21世紀を生き抜いていくために必要なスキルなのです。
本書は、パラパラと読んでなんとなく賢くなった気がして終わり、という本ではありません。明日から実践するためのテキストです。
ぜひ、あなたも生徒の1人になり、自分で考え、手を動かして授業に参加してください。
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Posted by ブクログ
元マッキンゼーの著者が、実際に生徒を集めて行ったクリティカルシンキングの講義をテキストに起こしたもの。
…って、実はその生徒の中の1名だったり(;^_^A
MECEで、もれなくダブり無く、
そして、一歩下がって広く見る。
目からウロコでした。
Posted by ブクログ
2014年の73冊目です。
最近はやりのクリティカルシンキングの解説本です。
実際の行われたセミナーの様子を参加者のワーク内容も含めて掲載しています。
一時期、”ロジカルシンキング”が主流でしたが、最近は、クリティカルシンキングと言う言葉をよく聞きます。
ただ、個人的にこの両者に大きな違いはないと思います。
全ての考え方は。ロジカルシンキングの子分みたいな位置づけだと思います。
やはり、問題の構造をどう捉えるかがポイントだと思います。
・目指す目標を定量的に定める
・今とのギャップは何か?(課題定義)
・ギャップを埋める方法を何か?
この考え方の進め方は、”王道”だと思います。
問題の構造化と課題定義のアプローチに、虫瞰的と鳥瞰的な目の二つを使い分けることを進めています。
余り、難しく考えず、”王道”の考え方を身につければいいと思います。