あらすじ
不眠症に悩むダンサーのレヴィ。安らぎを求めて引っ越した先の隣人は!? ナイーブな青年の内面を描いた人気傑作シリーズ。
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少年の成長
いろいろ抱えたバレエダンサーの少年が大人に成長していく過程がほろ苦くも微笑ましくも描かれる。
最後の物語ではチョイ役になっているけれどw
そこにバレエダンサー達の物語性を感じた。
Posted by ブクログ
端麗な線……。
レヴィがモリスとミリーからお節介を受ける話。
ミリーが、
「あたし……もう……好きに……なっちゃう」
というところ、すごく可愛い洋服!
それに対する、
「女の子ってやわらかい。ぬいぐるみみたいだ」
もすごく素直。
カメラマンのアーチーとガブリエルに翻弄されるお話も、刺さる。
ローズマリィとオリバーのお話。
サンドラとアルノーのお話。
ちょこっとレヴィが出演して、大人になっていたりして!
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2011年1月に初読?、2016年7月に再読?で、今回三度目?。
2016年7月のレビューをコピペしておく。
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端麗な線……。
レヴィがモリスとミリーからお節介を受ける話。
ミリーが、
「あたし……もう……好きに……なっちゃう」
というところ、すごく可愛い洋服!
それに対する、
「女の子ってやわらかい。ぬいぐるみみたいだ」
もすごく素直。
カメラマンのアーチーとガブリエルに翻弄されるお話も、刺さる。
ローズマリィとオリバーのお話。
サンドラとアルノーのお話。
ちょこっとレヴィが出演して、大人になっていたりして!
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以下2021年10月に書く。
■感謝知らずの男 part1 32p
■感謝知らずの男 part2 32p
■オオカミと三匹の子ブタ 40p
■狂おしい月星 86p
「ローマへの道」のサブキャラだったレヴィに焦点を当てたスピンオフ三部作。
本編より先に読んでいたからかもしれないが、こっちのほうが好ましい。
というか、本編がトラウマやらDVの繰り返しやらを描いているので息苦しいのに対し、こちらはいい空気を深呼吸したときのように染みわたる心地よさ。
「ほっといてくれ!」と全身で訴えているレヴィを描いているのにこの読後感、すごい。
もはや萩尾メソッドだと思うが、シグという「関わらない男」(おおむね目が細い)の安心毛布っぷりよ(「メッシュ」のミロンとか)。
潔癖症の兄の存在感も、いい。
「オオカミと三匹の子ブタ」でガラパゴスのイグアナに言及されるのでファンサービスかと思いきや、こっち(1991)のほうが先なんだとか(「イグアナの娘」は1992)。
「狂おしい男」は第3弾だが時系列としては最初で、本書の中では最も切実。
写真家アーチーの空虚と、それでもあのとき撮影を通じてテレパシーがあったんだと愛惜するレヴィは、ともに痛ましく好ましい。
ここまでギリギリの感情の高ぶりは、なかなか得られるものではない。
■海賊と姫君 50p
以下2編は独立。
マッチョっぽいオリバーが実は……という。
男が、女の引きずる過去を、更新する、という結構どうなんという話ではあるが、なかなかいい読後感。
■ジュリエットの恋人 52p
過去の因縁があるのだが……まあそういう話よね、という。
ロミジュリにはやはり取り組みたかったんだろうな萩尾先生。
◇エッセイ―レヴィのリアルな身体:篠田節子(作家) 4p