【感想・ネタバレ】11人いる!のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

■11人いる! 121p
この作品は読み返さなくてもいいくらい一コマ一コマ憶えていた。
が、なぜこの本だけ見当たらないのか悔しくて再購入して読み返してみた。
思い出すに、おそらく初・萩尾望都作品。
たぶん同じ小学館の「ドラえもん」に入っていたチラシでこの文庫版の表紙イラストを見て、タイトルや絵柄に惹かれたんじゃなかったか。
おじさんになって読み返してみると、「エイリアン」「遊星からの物体X」「イベント・ホライゾン」など思い出すものもある。
そしてこれは続編で感想を強めるのだが……

■続11人いる!!東の地平・西の永遠 160p
かなりはっきり異文化交流の話なのだ。
発展と「未開」、信仰と文化、植民と異文化への憧れ、実際的に文明が齎されれば変革が内部からも起こる、など。
中島らもが「ガダラの豚」などでインプリントしてくれたものの見方を、実は萩尾望都も教えてくれていたのだ、とおじさんが振り返っての感想。
あと今回の感想としては、発表年が意外と早いことに驚き。初・SF長編なんだとか。

■タダとフロルのスペースストリート 32p
単純に嬉しい。

◇エッセイ―美少年とは何者か:中島らも(作家)

1
2021年09月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

名作には名作と呼ばれるだけの理由があるんだよなぁというのはいつも思う。しかしこれだけ古い作品のヒロイン(?)に萌えるとは思わなかった。フロルかわいいよフロル。

1
2013年04月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

30年以上前に書かれた作品と知って驚いた。
ところどころの表現に古さがあるが、全然今読んでも楽しめる。

宇宙大学の最終テストでグループ分けされた10人。そのはずがなぜか11人いる。一体誰が11人目なのか。その目的は何であるのか。様々な惑星や国から夢や未来を胸に集まったテスト生の疑心と友情が上手く描かれている作品だった。

サスペンスとしても楽しめるし、両性未分化のフロルや人種の話も楽しめる。

続・11人いる!は宇宙大学には行かなかった王さまの国での話。

貧しい国を豊かにするために戦争を企てる者たちと和平を望む王たち。どちらも国を思っての行動であるのが悲しい。

1
2013年12月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

萩尾望都さんの有名なまんが。
続編とセットで1冊の文庫になっていました。

10人で試験を受ける宇宙船に11人いるってミステリー仕立ての物語なんだけど、らじは最初から監督官が当然同乗しているものだと思っていたので「はぁ?」って感じでした。

宇宙船に乗り込んですぐにハッチを閉めるぞって言った人が、どう考えてもその場で知り合った平等な受験生のセリフとは思えなかったので、監督官の発言だと思ったんだよね。

なので、それほど11人いることにはビックリしなかったです。

あとは、性別のない美形さんの子供っぽいキャラがあまり好きじゃなくて、この子がヒロイン的ポジションなのが残念でした。
もっと寡黙でミステリアスな美女だったら良かったんだけど…。

続編は特にラブ要素がもっと少なければ、より面白かったのにな~って思いました。
お話は練られているもんね。

1
2016年08月31日

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