【感想・ネタバレ】ニィーニの森のレビュー

あらすじ

ニィーニの森はさまざまな種族が集う不思議な森。満月に願えば湖の妖精が願いを叶えてくれる――。そこは、夢の世界。人間は動物に、動物は人間に、種族を変えて愛おしい生を共におくる。 鬼才・SHOOWAがボーイズラブの新境地を拓く! 不思議の森の住人たちを描いた切なく野性的な感動の人外BLファンタジー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 本来 愛し合うはずがないと考えられている異種の生き物が 寄り添い座っているさまの なんと愛おしいことか。

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2014年04月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

▼あらすじ
そこは、夢の世界。
人間は動物に、動物は人間に、種族を変えて 愛おしい生を共におくる-- 。

「愛しのココ。僕がいなくなって、悲しんでくれる君がいたら少しうれしい」

ニィーニの森は、さまざまな種族が集う不思議な森。
満月に願えば湖の妖精が願いを叶えてくれるーー。

***

第一話、第ニ話まではテンポも良く、短いながらも綺麗にお話が纏まっていて面白いと感じたのですが一番話が長かった第三話のウサギ一族の話は個人的に趣味じゃなかったのか若干目が滑りました。
(番外のカブトムシは面白いと言うより新しかったです笑)

私が一番良いと思ったのは二話の人間になった狼(ウルフ)と猫科のハーフ(ココ)のお話です。
読み終わった後、切な過ぎて「続きは!?続きは無いのか!?」と半泣きでページを捲りましたが、こういうラストだと知り愕然。
ココへの深い愛情が窺えるウルフの切ないモノローグとじんわりと余韻が残るラストに正直、全部持って行かれました。
ただ、欲を言えば何か救いが欲しかったです。
やっぱり残されたココを思うと切なくて切なくて…。

とりあえず、この作品は二回は読むべきだと思います。
それからBL、と言えるほどBLらしい事をしていないというか、強いて言うならBLの香りがするレベルなので濃いBLが苦手と言う方にもお勧め出来るかと思います。

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2020年03月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ウルフとココの話が、この1冊の中では一番シンプルなのに、一番余韻が残る作品でした。
余命少ない狼のウルフと、わがままで恋多きココ。報われないココをいつも温かく慰めてくれるウルフの、命の限りココを見つめる眼差しに、痛い位喉がヒリヒリした。
ウルフの想いがココに伝わる術がなさそうなのが苦しいです。
あっ、あと擬人してないカブトムシの虫BLも良かった。ニィーニの森へ早く連れてってもらって愛の営みを果たしてもらいたい。ガチな虫同士は寿たらこ先生のカマキリ×ミツバチ以来でした(笑)

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2014年01月30日

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