【感想・ネタバレ】蠢太郎のレビュー

あらすじ

激動の明治。歌舞伎役者を父に持つ、天性の女形・中村蠢太郎。
蠢太郎親子の命を狙う者達、護る者達…謎に包まれた蠢太郎の出生。
宿命を背負いつつ、蠢太郎は今日も華麗に舞台で舞う。

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大ファンです

村上もとか先生は少年サンデーの頃から他の少年漫画とは毛色が違っていて、叙情的で大人っぽくて色気があって上品で、昔から大好きなわたしの崇める漫画神の一柱です。
村上もとか大明神が描く人間の暗い情念の美がたまりません。
この作品もまた素晴らしいです。

カラーページ復活とあったので期待したのですがモノクロでした。
お値段が張ってもいいのでカラーページを拝みたいです。

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2019年08月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

933円とちょっと高目の値段設定ですが、買って損はないと思います。表紙もさることながら中にも雑誌掲載時のカラーページを再現。
正直、JINの時は話を追うのに必死で絵は「細かく描いてるなあ」くらいにしか思ってなかったんですが…
カラー絵の美麗さに目を奪われました。

後色事の描写にドキリと。
主人公は女形とあって、優男タイプのイケメンでございます。
端正な顔立ちが「髪を…解け!」と劣情に歪む様はドツボストライク!(読み返してみて主人公14歳時の出来事と知りちょっと動揺)

細かくは描きませんが他にも数カ所私のズギューンスイッチを刺激する描写があって身悶えさせていただきました。

JINとのコラボもこっそりとあります。村上もとかさん…恐るべし!!

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2011年07月08日

Posted by ブクログ

オリジナルで不定期連載されていた作品なのですが、
「仁」と平行してのこのクオリティは凄いです。
女形ということで男に女の色気を持たせた描き方が上手いなあと思いました。
貞奴や伊藤博文など、歴史上の人物と主人公が出会うと
漫画とはいえ歴史が動く音がするような気がしてわくわくしてしまいます。
歌舞伎という当時では俗な文化で生きる主人公が
歴史の影で国家に巻き込まれていくストーリーは読み応えがありました!

まだまだお話が広がっていくと思ったらあっという間に終わってしまったのが悔やまれます。
やはり天皇をお話に絡ませると難しいのかな・・・。
ひそかに「仁」とのコラボがあるのも心憎いです。
村上もとかの力量を思い知らされる一作!

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2012年04月03日

Posted by ブクログ

明治時代、女形として、波乱の運命をたどる蠢太郎。
伊藤博文やのちの貞奴も登場します。
カラーページを復元収録。

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2011年07月23日

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