あらすじ
子育て本のベストセラーを連発する「受験のプロ」が、勉強嫌いの子どもが確実に勉強好きになる方法を公開!「なぜ勉強しなければならないの?」とお子さんに聞かれたら、あなたは親としてどう答えますか?そして、勉強嫌いなお子さんを、いかに勉強させるようにしますか?そんな多くの親が抱えている悩みに対し、「教育環境設定コンサルタント」として活躍する著者が、「勉強する目的」を解説し、「子どもが進んで机に向かう環境設定」を公開します。……みなさん、今、お子さんに勉強させ「判断力」と「創造力」を身につけさせなければ、将来「ダマされる」人になってしまいます!でも、本書で書かれていることを実践すれば大丈夫。「子どもがぜんぜん勉強しない」悩みは、本書で解決できます。
【今、なぜ、勉強するのか?の一例】
●小学生の今が、賢くなれるチャンスのため
●「ダマされない」人になるため
●グローバル化社会で生き残るため
●自分の好きな仕事に就くため……etc.
【子どもが勉強好きになるメソッドの一例】
●「集中・繰り返し・片づけ」を習慣化
●音読とパズルを一緒に楽しむ
●家の手伝いは子どもを賢くする
●親が本を読んでいる姿を見せなさい
●親子で守りたい「テレビのルール」
●ゲーム機を取り上げられないならどうする?
●外で遊びたい子どもの欲求を無視してはダメ!
●「自問自答」の習慣が健全な心を育てる……etc.
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
親が、「勉強しなさい」や「宿題しなさい」を言うようになったら、もはや手遅れと自覚すべき。宿題しなさいと言われて素直に宿題するようになったら、のび太も出来杉くんぐらい賢くなっているでしょう。こんな末期症状になる前に、親がきちんと環境を整えることがなにより大事である。
今後、社会で求められている人材は、自己の考えを発信したり、人間同士を有機的に結びつける能力がある人である。今、人気の都立中高一貫校では、まさにこのような人材を世に送るようとしていて、受験する小学生に対して求めているのは、読解力、論理力、作文力、自然科学への関心である。もし、将来子供を都立中高一貫校に通わせたいなら、まず親が入試問題に目を通して、学校が欲しがる子供を認識することが必要である。そうすると、週末に親子で出かける先は、受動的に楽しめる遊園地よりも能動的になれる博物館になるはずである。