あらすじ
ラカン、ストロース、バルトなどの構造主義者に多大な影響を与えた、言語学の巨人・ソシュール。彼がジュネーブ大学で行った「一般言語学講義」を、今21世紀の文脈で読み解く。
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
本書は、現代言語学の方法を決定したスイスの偉大な言語学者フェルディナン・ド・ソシュールの学説を、できるだけ具体的にわかりやすく解説したものです。
特に、私たち人間が、コトバを使ってどうしてコミュニケーションができるのかという、ソシュールが解明したかった問題を中心にしながら、コトバの本質的なしくみを探っていくことを目標にしています。
[ 目次 ]
第1章 ソシュールは何を解明しようとしたのか(文字が作られた背景 「品詞」を考えたギリシア人(紀元前一世紀) 普遍文法―ポール・ロワイヤル文法(一七世紀) ほか)
第2章 ソシュールが目指した言語学(言語学の対象―ラングとパロール 言語記号 コトバのしくみを探るための視点)
第3章 ソシュールが明らかにしたコトバのしくみ(コトバの単位 コトバに見られる体系性 連合関係と連辞関係 ソシュールの構造主義)
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