【感想・ネタバレ】正しいパンツのたたみ方 新しい家庭科勉強法のレビュー

あらすじ

家庭科は、自分の暮らしを自分で整える力だけでなく、この社会の中で他者とともに生きていく力を育ててくれる教科だと実感した著者は、自ら専任教員となる。ご飯の作り方、お金とのつきあい方、時間の使い方など自立にあたってどんな知識や技術が必要か、10代の暮らしに沿って具体的にアドバイスする。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この本は高校生向けに家庭科の教師によって書かれた、家庭科と自立した生活について書かれた本です。このキャッチーなタイトルはややうまく出来すぎかと思いましたが、正しいパンツの畳み方は?というある人の質問をきっかけとして、家族の関係を考えてみようとか、いろいろなパンツの畳み方もいろいろな家族関係もあってよいのだ、という章から名付けられたものです。我が家では小学生に読んでみたのですが、仕事はなんのため、パートナーの選び方、家族ってなになど、そのような真面目な話題について会話して考えてもらう題材とすることができました。(さすがに性の話題は飛ばしましたが)。結婚相手をどんな基準で選ぶ?という話題で小5娘は「自分を理解してくれる人」を選びました。理由を聞くと「私はパワフルだから、そんな私を認めてほしい」とのことでした。そのような自覚は良いことかもしれません。また、高校生や大人の考えることがわかって良かったとの感想も言っていました。最後の、一人を楽しめる自立した人間ならば、依存や支配でない良い関係を周囲の人と築くことができ、孤立することもないのだ、というメッセージは素晴らしいと思います。今回だけでなく時にふれて子供に言い聞かせたいと思いました。若干テンポが悪いと言えなくもないのですが、テーマがいいので若い人でも楽しめる人が多いと思います。

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2014年06月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こんなに家庭科が奥深いとはと驚きました。
自分の人生においてこんなに大切な教科だったんだって読みながらしみじみ思いました。

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2017年11月13日

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