あらすじ
「君は竜の《花嫁》で、私の妻だ」白竜のシュトラールの“花嫁”となった小国の姫、澄白。名ばかりの花嫁である自分を傍らに置き続けるシュトラールに、彼への恋慕を胸に秘める澄白は喜びと共に哀しみを感じていた。黒竜を追い地上に降り立った澄白たちは、塔に住む公女と若きドラゴン学者に出会い――。花嫁への独占欲を強める竜と恋心を抑え続ける姫君、切なく純粋な想いの行き着く先にあるものとは…? 人気作第七弾!
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完結はまだだったのかーッ!
と、思わず叫んでしまったラストでした。
イヤ、澄白が自分の気持ちを許すとなってよかったなという思いはあるのですが、でも完結までまだまだかかるのね…と魂抜けちゃうような気持ちになりました…。
あれから6年たっているのに…!どこかで完結しているのだろうか…。
この巻は今までのと少し違っていて、とにかく優しい恋と謀略とひきこもごもな感じでおもしろくはありました。シュトラールと澄白の距離がまた近づいたり離れたりしてまた戻る。
とにかくそろそろザラームなんとかなれという気持ちと、ヘラという女性が不快でした。
続編はまだかしら…。
シュトラールの暴走が激しすぎてついていけない。永久にしたわけでもないくせに澄白へ求めるものが多すぎるんじゃないの?
あと、ドラゴン学者の話のシュトラール、どう考えても今までの言動と合わない行動が多い。わざわざ大公に謁見したりとか、見世物のように竜になったりとか…「見世物じゃない」とか言っておきながらそうしてるの自分ですよね?
この話自体、ただ伏線の新しい登場人物を出すためだけの話で、面白さや目新しさが全くない。
シリーズを続けて読んでるから惰性でまた次の巻も買ってしまうんだろうけど、なんとなく腑に落ちない話だった。
永久とは思ってない、儀式上の花嫁と認識している
なのに嫉妬するわ束縛するわ行動を制限するわ、他の男に花嫁と公言しろだの言うわ
シュトラールの身勝手っぷりにかなりイライラする巻だった
澄白はシュトラールなんて放っておいて他の男を好きになればいいのに!って思う位に