【感想・ネタバレ】武士猿(琉球空手シリーズ)のレビュー

あらすじ

明治初期、琉球王朝の末裔として生まれた本部朝基(もとぶちょうき)は、王家に伝わる武術、手(ティー)の実戦修行を繰り返していた。噂を聞きつけた猛者たちの挑戦を受け、鍛錬を積む日々。やがて拠点を内地へ移した朝基は、柔道やボクシングの使い手と他流試合を行うようになる。命のやりとりの中で“真の強さとは何か”を追求した伝説の唐手家が、生涯を掛けた戦いの果てに辿りついた真理とは…。武闘小説の真骨頂。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

本部朝基こと武士猿(サールー)は今野敏先生の
沖縄武道シリーズで名前を知っていたが、新垣清
先生の小説で概略は予習していた
先に義珍を読んでいたので同じ時期の沖縄人の悲
哀の中、沖縄武道「手」を大和世(本土)に広め
たいという、同じ思いを持ちながら性格や出会い
の違いから別のアプローチになった両人、本書の
主人公の方が武人として最強を求めラストに僅か
な幸せの余韻の残る表現、作家は偉いものだ

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2024年11月30日

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