あらすじ
首相官邸に、テロリストから脅迫電話が入った。「大学生二人を拉致した。A国への攻撃を止めなければ二人の命はない」という。だが、首相はそれを無視。国から見放された賢一と光太郎は、無人島上空でジェット機から突き落とされる。生き延びる手段は、すでに意識のなくなっている光太郎につけられたパラシュートだけ。テロリストと首相への復讐に燃える賢一は……。
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Posted by ブクログ
本当にありそうで怖い話だった、自分より大きな力にはどうすることもできないから「今」を全力で生きるしかないんだな…
親友が死んで無理もないかもしれないけど主人公の考え方が少し幼稚で総理が自由行動できるのに自分だけ最後に飛びだったのは危なくないか?とか思っちゃって少し残念だったので4かな、悪くはないと思う。
Posted by ブクログ
良本です。山田悠介さんの小説です。
日本の裏側が描かれている印象があります。 ※ネタバレ注意
主人公である賢一が無人島に降り立って極限状態の
表現の仕方がリアルで面白かったです。
山田悠介さんはそのような状況になったことが
あるのかな?と思わせられるほどでした。
暗殺者との死闘よりも、体に栄養が足りていないため
蜂を食べたり、その食べた時の感想が「甘い」という
ものも実際であれば、そのように感じてしまうのかなと
思いました。そして何よりも、その場にあった土を
水と間違ってしまうというところも生々しく描かれています。
他にも山田悠介さんの小説が僕のインスタに上がっているので
ぜひ見てみてください!