【感想・ネタバレ】もしニーチェが短歌を詠んだらのレビュー

あらすじ

ニーチェの深く難解な哲学を短歌に超訳。その切れ味鋭い格言の数々が日本人のDNAに染み付いた「七五調四拍子」の短歌になることで、これまでうまく理解できなかったニーチェの世界がすっと心に入ってくる。

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Posted by ブクログ

ニーチェ入門書としては最適でしょう。

私の短歌観からみて、これらが短歌かというと、微妙です。

ニーチェの思想を内在律で要約してみた『新しい短歌の取り組み』という感じでしょうか。

でも
 珍しい花をつけてる生垣の下に行くには短い 生は

という、情景と心象が重なると「よいなあ」と思いました。
して

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2015年01月10日

Posted by ブクログ

ニーチェに振り回されることなく生きていくためにも、この最初の歌を味わって読んでおきたい。

残念なお知らせをまず致します「いつも世界は不公平です」

「何が良くて何が悪いか」という価値判断、つまり道徳というものは実は非論理的なものです。
そのため、人間ははじめから不公平な存在であり、世界もまた不条理にできています。
だからといって「こんな世界はクソだ!ゴミだ!」というのではなく、それに立ち向かうこと--それが生きるということだとニーチェはいいます。
-本書の第1章から引用-

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2012年08月21日

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