あらすじ
悲しい恋をした三百年前。それは赤穂の国のひと。眠っていても忘れることのない、大好きなジューローザ。あの恋は、きっとまだ、つづいている……。亡くなった赤穂浪士を三百年も待ちつづける妖異族の少女・ビィに、悪夢喰らいの獏の少年が囁きかける。「ジューローザに会わせてやるよ」??。ビィの長いながい恋は、果たして叶うのか……!?「花も雪もきっと…」待望の続篇!!「鬼外カルテ」シリーズ第十弾!!
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Posted by ブクログ
鬼外カルテシリーズ その10
(『花も雪もきっと…』の続編)
「十郎左衛門」と離れ離れになってしまった「ビィ(ピィ)」。
時代は現代、ある日鬼外の家に胃薬をもらいにきた獏に夢を見られ…。
純粋な気持ちが溢れこぼれるお話です。
ラストシーンは良かったね、という気持ちと同時に、太夫と同じように寂しくもありました。
一番好きなビィの物語の待ちに待った続編。獏にはヒドイと思った事もありますが、それで幸せならば…と。