【感想・ネタバレ】地形図の楽しい読み方 不思議でおもしろい地図の世界へのレビュー

あらすじ

登山愛好者になじみの深い「地形図」は、まさに情報の宝庫。 ですが、地形図の情報を充分に理解している人は意外と少ないものです。 本書は山で役に立つ読図の知識から、地形図に隠された不思議あれこれ、地形図はどうやって作るのかなど、知って役立ち、かつおもしろい、地形図に関するさまざまな知識を、丁寧に紹介します。 『日本鉄道旅行地図帳』(新潮社)の監修で知られ、地図のエキスパートでもある著者・今尾恵介氏が、「地形図」の世界の神髄を軽妙な筆致で紹介。楽しく読み進めるうちに、自然と、地形図の知識が身につきます。 (本書は、山岳雑誌『山と溪谷』に2002年から2004年まで連載され好評だった「ハイ地~図」の単行本化です)

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益々、地図が好きになります。

数十年前、小学生の頃から子供たちだけで、キャンプやサイクリングをしていました。
(良いことか悪いことかは別にして。)
当時は、国土地理院発行の地図を、大きめの書店で買って旅立ち前にワクワクしていたものです。
この本を読み、子供の頃のワクワクしながら見た地図の記憶が蘇ってきました。
最近は用途別に専用の地図が販売されており、非常に便利ですが、国土地理院発行の地図を見直そうかと思う次第です。

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2014年07月29日

Posted by ブクログ

 三角点が、必ずしも山の最高地点にはないことを知っているだろうか。たとえば北八ツの北横岳は、地形図の三角点には二四七二・五メートルの標高が記されているが、最高地点は二四八〇メートル。槍ヶ岳には三角点そのものがない。これはあくまでも、地形図を作製するのに基準となる点なのだ。

「荒地」の地図記号が、高山植物の花畑を指すこともあるなど雑学もつく。

(週刊朝日 2011/3/18)

0
2011年04月16日

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