【感想・ネタバレ】憂鬱になったら、哲学の出番だ!のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ジャーナリスト/田原総一朗氏と哲学者/西研氏の対談形式で歴史的哲学者の概念と、それらの主張に対する田原氏の疑問について、西氏の解釈を紹介するスタイル。
そもそも「希哲学」に由来する「哲学」という訳が分かりづらく、フィレン(愛)+ソフィア(知)の知を愛するという、語源の方がイメージしやすい、という点は納得できた。
哲学とは普遍性と原理性。哲学とは、対話をしながら、「何が大切か」(知・本質)を考えることである。
「どこが足場になるのか?」と考えざるを得なくなった人が哲学に入っていく。

以下の①・②の各哲学者の主張について、わかりやすく解説しているが、より理解するためにはそれぞれの哲学書を学ぶ必要がある。
①ギリシャ哲学:ソクラテス、プラトン、アリストテレス
②近代の哲学:デカルト、カント、ヘーゲル、ニーチェ
③現象学:フッサール、ハイデガー
④現代哲学:ウィトゲンシュタイン、ソシュール、ラカン、フーコー、デリダ

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2020年07月03日

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