あらすじ
私はケータイを持ってない。なぜなら、私には友達がいないから。だから毎日空想をして、憧れ続けていたある日。頭の中に鳴り響いた美しいメロディ。それは、同じさみしさを抱えた少年からのSOSだった……。【小学上級から ★★★】
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Posted by ブクログ
大人の文学というよりはYA.もの。
私は携帯電話を持っていない、だけど携帯電話が欲しいと思っている女子高生(16才)。頭の中で携帯のイメージをしているうちに、その電話に、本当にある男の子(17才)から着信が届く。彼も私と同じく、人としゃべるのが苦手で、孤独な高校生。二人はいつしか、実際に会いたいという思いにかられる。
他に2作。
「傷」・・・他人の傷を移動できる能力をもつ少年との友情物語。
「ウソカノ」・・・友達の手前、見栄を張って彼女がいるとウソをついてしまった高校生の友情物語。
全ルビ付き、小学校高学年から。はじめて読む乙一としてはいいのでは?>白の乙一